
秋夕特集として放送された雑学知識チャートショー『一から十まで』では、「K-フード最強者」の座を巡り、史上初のチャート戦争が繰り広げられた。
6日に放送されたt.cast E Channel『一から十まで』では「世界を席巻したK-フード」をテーマに、MCのチャン・ソンギュとカン・ジヨンによる本格的な脳内チャートバトルが展開された。キムチ・サムギョプサル・チキン&ビール(チメク)など伝統的な強豪から、キンパ・Kスナック・ハニートッポッキシリアルなど新興勢力までが激突し、熾烈なランキング争いが繰り広げられた。特に、自身の「推し料理」をより高い順位に押し上げようとするチャン・ソンギュとカン・ジヨンのリアルな神経戦が、番組に独特の楽しさを加えた。
番組ではカン・ジヨンが「7歳年上の兄」チャン・ソンギュに対して「ソンギュ、姉の言う通りにして」と予想外の反乱を起こし、チャン・ソンギュも「タメ口だと気分が悪い」と応戦する場面も。7歳差の同期コンビによる絶妙なやり取りが視聴者を楽しませた。
今回の放送では、K-カルチャーの世界的な広がりとともに高まったK-フードの地位に焦点を当てた。
Netflixのヒット作『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』で主人公ルミの「2.2秒カットの食べ方」によって巻き起こったキンパブーム、BLACKPINKのジェニーとロゼの言及でグローバルトレンドに急浮上したK-スナックが、最初に注目を集めた。さらに、クリエイター「Korean Englishman」を皮切りに、ポップスターのカーディ・Bまでもが認めた「辛さの代名詞」ブルダック炒め麺の人気現象も紹介された。これらは単なる人気を超え、関連食品会社の株価や時価総額まで揺るがす経済的影響力を示し、驚きを呼んだ。
元祖K-フードの威厳も見逃せない。チメクは『星から来たあなた』のチョン・ジヒョンの影響で、国内を超えて中国を魅了し、その後『愛の不時着』で日本まで制覇。今や食べ物を超えた文化的アイコンとしての地位を確立している。クルトックを牛乳に浸して食べるクルトックシリアルは「韓国のタピオカミルクティー」と呼ばれ、SNSで話題を呼んでいる。また、薬菓は「ハルメニアル(おばあちゃん世代)」ブームとともに「韓国のマカロン」として台頭し、G-DRAGONすらも虜にしたデザートとして、世界中のファンの心を掴んだ。
その他にも、韓国人のアイデンティティとも言えるキムチ、ソウルフードのサムギョプサルと焼酎、外はカリッと中はモチモチの食感でグローバルMZ世代を魅了した海鮮チヂミ、そして、トランプ元大統領の孫カイ・トランプも夢中になった餃子まで、名前を聞くだけで食欲をそそるK-フードが勢揃いした。
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