俳優イ・ジュアンが兵役免除となった経緯を明かした。

2025年10月1日、スポティビーニュースのインタビューで兵役について聞かれたイ・ジュアンは「実は免除だ」と答えた。彼は「22歳のときに母に肝移植をした」と述べ、その後兵役免除の判定を受けたと説明した。
インタビューによると、以前から母親は肝臓の状態が良くなかったという。ある日突然「母が肝硬変などで容体が悪化し、意識がない状態だ」という連絡を受け、病院に駆けつけたイ・ジュアンは、緊急手術が必要だという医師の説明に同意し、自身の肝臓の約70%を切除して移植を受けた。

手術後、母親の健康状態は回復に向かった。現在についてイ・ジュアンは「ただ幸せだと思っている」と語り、「今は実家で『暴君のシェフ』で注目される自分の姿を喜んで見守っている」と母の近況を伝えた。さらに「母が本当に喜んでいる。ようやく周りの人に“うちの息子は俳優だ”と言える役をもらえた気がする。『暴君のシェフ』のコンギルをみんな知っていると言われて、離れていても心が少し楽になった」と笑顔を見せた。
また、多くの視聴者への感謝も忘れず「多くの方々、すべての皆さんに感謝している」と心を伝えたうえで、「これからも一生懸命に取り組み、良い作品でたくさんお会いしたい」と意欲を示した。
1996年生まれで現在29歳のイ・ジュアンは、2018年にJTBCドラマ『SKYキャッスル』でデビュー。その後『救え2』『補佐官2』『夜食男女』『女神降臨』『幻想恋歌』などに出演し、フィルモグラフィーを積んできた。最近では、先月28日に放送終了した話題作tvN『暴君のシェフ』でコンギル役を熱演し、大衆に強い印象を残した。
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