
恋愛リアリティ番組『私はSOLO』の離婚者シーズン第28期が、ヨンス・ジョンスク・ヒョンスクの予測不能な三角関係で熱い話題を呼んでいる。過去に伝説とされた第10期、第16期を超えたとの反応が相次ぎ、今後の展開に注目が集まっている。
5日夜に放送されたENA・SBS Plusの『私はSOLO』では、「スーパー・デート権」を手にしたヨンスとジョンスク、ヒョンスクの混迷する恋模様が描かれた。ヨンスはジョンスクとヒョンスクの間で揺れ動き、序盤はジョンスクとの両想いが続いていたが、ジョンスクがヨンスとヒョンスクがデート中に手をつないだことを知り、気持ちが冷めた。その後ヒョンスクがジョンスクを強く牽制し、二人の間に緊張が走った。
ヨンスはヒョンスクに「明日までに気持ちを整理して伝える」と言いながらも、結局ジョンスクへの未練を捨てきれず、「スーパー・デート権」をジョンスクに使う決意をした。「ジョンスクとデートをしてから気持ちを整理したい」とヒョンスクを遠ざけた。これを聞いたヒョンスクは「ホグ(都合のいい人)になった気分」と激しく憤った。

怒りを抑えられなかったヒョンスクは、自分の「スーパー・デート権」をヨンチョルに使用して対抗。しかしその間にヨンスが態度を変え、再びヒョンスクにデート権を使うと宣言し、状況はさらに混乱した。ヒョンスクは「弄ばれているようだ」と不満を漏らした。
ジョンスクも葛藤していた。ヒョンスクからヨンスが自分にデート権を使うと聞いた直後、今度はヒョンスクに使うと聞き混乱。それでもジョンスクは直接ヨンスを訪ね、デートを申し込み波乱を呼んだ。

さらに短い登場ながら強烈な印象を残したのがギョンスである。ヨンスクがデート申請のため訪ねた際、ギョンスがズボンを履いておらず、ヨンスクが「ズボン履いてませんよね?」と慌てる場面が放送された。ギョンスは布団で下半身を隠しながら「あとで履けばいいですよ」と平然と答え、スタジオのMCデフコンが「今日どうしたんだ、みんな!」と嘆いて笑いを誘った。

これまで『私はSOLO』の「伝説回」としては、第10期の「扇風機持ってこなかったの?」「声のトーン下げてください」、第16期の「危機意識を持て」「テープ敷こうか」などの名言が挙げられてきた。しかし第28期は、会計士ジョンスクと三児の母ヒョンスクの間で揺れ動くヨンスの優柔不断なキャラクターが注目を集め、「28期はヨンスの独壇場」「映画の脚本みたい」「ドーパミン出まくり」「今日で16期を超えた」などの反応が相次いだ。視聴率も平均5.07%(ニールセンコリア全国有料世帯、ENA・SBS Plus合算)で前週の4.4%を上回った。
ヨンスは序盤から「話そう」「もう少し話したい」と言い続け、決断を先延ばしにする姿で「語りたがり男」の異名を得た。ヨンスクに「俺、会社の代表なんで」とムキになって返した場面も28期の名場面として語られている。
この日の放送でも、ヨンスは「スーパー・デート権」の使用をめぐりヒョンスクの前でたじたじになりながらも「簡単に話をする程度で(ジョンスクに)スーパー・デート権を使おうと思った」「三回ほど話をしようとしたが(ジョンスクが)応じてくれなかった」「スーパー・デート権でなければ話す機会がないと思った」と語るなど、またしても「話」を繰り返した。ジョンスクには「スーパー・デート権を使ってでも話をしたかった」と言い、制作陣にも「こうしてでも話をする機会があるんだな」と語るなど、最後まで語りたがりな一面を見せた。
また、放送中に第28期で誕生予定の2世「ナソリ」(胎名)妊娠ニュースが報じられていたが、この日の放送でその母親がジョンスクであることが明らかになった。予告映像ではヨンスがジョンスクに「4日目になったら君のもとへ行こうと思ってた」「俺の1番はいつも君だった」と告白する姿が映し出され、「彼がナソリの父親では?」との憶測も広がっている。果たしてヨンス・ジョンスク・ヒョンスクの三角関係はどんな結末を迎えるのか、視聴者の関心が高まっている。













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