ハリウッド俳優アリアナ・グランデを襲撃し、9日の懲役刑を宣告された「パジャママン(pyjamamann)」ことジョンソン・ウェンは、出所後も反省の色を見せず、ファンの顰蹙(ひんしゅく)を買っている。

13日(現地時間)、シンガポールのある場所で映画『ウィキッド 永遠の約束』のプレミアイベントが開催された際、アリアナ・グランデが何者かに襲撃される事件が発生した。オーストラリア国籍のジョンソン・ウェンはバリケードを飛び越えてグランデに突進し、彼女の肩に腕を回したまま飛び跳ね始めた。隣にいた共演者のシンシア・エリヴォは積極的にウェンを押しのけ、グランデを守ろうとした。結局、ウェンは警備員に制圧された。
その後、ウェンがこの事件で懲役刑を宣告されたことが報じられた。CNNによると、シンガポールの裁判所は17日、公共の場での騒乱罪の容疑で起訴されたウェンに9日間の懲役刑を言い渡した。検察側は当初7日間の懲役を求刑したが、裁判所はウェンの危険な侵入方法や他人の安全を無視する態度を問題視し、2日間を追加した9日間の懲役刑を命じた。
クリストファー・ゴー判事は「ウェンは注目を集めようとした。自分の行動が罰せられないと思ったのは大きな間違いだ。行動には常に結果が伴うことを肝に銘じるべきだ」と警告した。
しかし、ウェンは出所後も反省の色を見せず、批判を浴びている。彼は出所直後、自身のSNSにグランデを襲撃する動画を再び投稿し、「レッドカーペットに同席させてくれてありがとう」と皮肉を込めたコメントを添えた。
なお、ウェンはステージ乱入などの迷惑行為を主なコンテンツとするインフルエンサーで、以前にもケイティ・ペリー、ザ・ウィークエンド、ザ・チェインスモーカーズのコンサートに乱入し、物議を醸した経歴がある。













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