
グループ・少女時代のメンバーで女優のクォン・ユリの知人を装い、虚偽の事実を広めていた人物に罰金刑が言い渡された。
所属事務所SMエンターテインメントは17日、クォン・ユリの知人を装って虚偽の情報を流布し、名誉を傷つけた者に対し、罰金刑などの処罰が確定したと発表した。
さらに、事務所は複数の関連事件について捜査や調査が進行中であり、クォン・ユリに関する悪質な投稿を作成した人物に対しても、引き続き法的対応を進めていると説明。所属アーティストの権利を侵害する違法行為には、和解や寛容を一切行わず、民事・刑事を問わず可能な限りの措置を取ると強調した。
有名人の知人を装う行為は、具体的な犯行手口や被害の内容に応じて、複数の法律が適用される。
例として、有名人との関係を利用して金銭をだまし取る場合、詐欺罪(刑法第246条)が適用される。人を欺いて財物を受け取ったり、財産上の利益を得た者は、懲役10年以下または罰金2000万ウォン(約211万円)以下に処される。
一方、クォン・ユリのケースのように、知人を装い有名人に関する虚偽情報を広めたり中傷した場合は「情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律(情報通信網法)」違反、または刑法上の名誉毀損罪(刑法第230条)が適用される。虚偽の情報による名誉毀損は、懲役7年以下、資格停止10年以下、または罰金5000万ウォン(約527万円)以下に処される重罪にあたる。













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