映画『世界の主人』で注目を集めた俳優のソ・スビンが、今年、複数の映画賞で4冠を達成した。
23日、ソ・スビンはソウル特別市江南区(カンナム区)の建設会館で開催された春史大賞映画祭(第29回)に出席し、新人女優賞を受賞した。

ソ・スビンは、忘れがたい初作品を共に作り上げた監督やスタッフ、先輩、共演した俳優陣、そして作品を鑑賞したすべての観客に感謝の思いを伝えた。その上で、今後も与えられたすべての機会に全力で向き合い、地道に努力と学びを重ねていく俳優でありたいと抱負を語った。
映画『世界の主人』は、内面の読めない18歳の女子高校生ジュインが、全校生徒が参加した署名運動をただ一人拒否したことをきっかけに、正体不明のメモを受け取り始める物語を描く。作中でジュイン役を演じたソ・スビンは、演技経験がほとんどない新人でありながら、ユン・ガウン監督のオーディションで柔軟性と個性を評価された。公開後は、作品内で見せた表現力により、業界と観客の双方から注目を集めている。
こうした活躍を背景に、ソ・スビンは第5回紅海国際映画祭の主演女優賞、第26回女性映画人祝祭の新人演技賞、第12回韓国映画製作者協会賞の新人俳優賞に続き、今回の第29回春史国際映画祭で新人女優賞を受賞。今年だけで4冠を達成し、新鋭俳優としての存在感を着実に高めている。
なお、『世界の主人』は現在、韓国の劇場で公開中である。













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