メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「演技はいいけどストーリーが…」Netflix人気シリーズ、海外メディアの評価が真っ二つ

望月博樹 アクセス  

引用: Netflix『BEEF/ビーフ』 シーズン2
引用: Netflix『BEEF/ビーフ』 シーズン2

17日、英国の有力紙ガーディアンや米国の映画専門誌バラエティ、ハリウッド・リポーターなど主要海外メディアが一斉にレビュー記事を掲載した。一部は米国HBOの人気シリーズ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』に比べながら「新しさに欠ける」と指摘した一方、別のメディアは俳優の演技力を高く評価し「より豊かになった物語」に注目した。

『BEEF/ビーフ』シーズン1が米国に暮らすアジア系移民の衝突や怒り、激しい対立と破局を描いたとすれば、シーズン2は富裕層が集うカントリークラブを舞台に米国社会の一側面を浮き彫りにする。婚約中のカップルが上司とその妻の対立に巻き込まれ、さらに韓国系の億万長者であるクラブのオーナーとその夫などが絡み合う物語である。

シーズン1の主演であるスティーヴン・ユァンが製作に参加したシーズン2の新たな主演陣には、オスカー・アイザック、キャリー・マリガン、チャールズ・メルトン、ウィリアム・フィクナーらハリウッド俳優に加え、ユン・ヨジョン、ソン・ガンホ、チャン・ソジョンら韓国俳優が新たに主演を務める。

ガーディアンは本作を「富裕層とそうでない人々を同じ空間に配置しながらも、その空間は富裕層が自ら選んで訪れる場所であり、貧困層にとっては抜け出しにくい場として設定されているドラマ」の代表例である『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』と比較した。

同紙はシーズン1について「スティーヴン・ユァンとアリ・ウォンが最高の演技を見せ、ほぼ満場一致の称賛を受けた中で、二人の対立と怒りが説得力ある心理劇へと拡張された」と評価した一方、新シーズンについては「登場人物や出来事が絶えず追加されるが多すぎる。前作と異なり物語は次第に散漫となり、中心となる叙事を軸に緊張が高まるのではなく、複数に分散している」と指摘した。

特に「人種問題、女性の老い、不安定な労働環境、安定への渇望とそれを得られない苦さ、米国の医療システムの本質的な腐敗など多くのテーマを扱っているが、どれ一つとして十分に掘り下げられていない」と批判した。

バラエティも好意的ではなかった。

同誌は「シーズン1では階級やジェンダーを横断して衝突する二人の個人が中心だったのに対し、シーズン2では二組のカップルが登場する」とし、「ミレニアル世代とZ世代の格差、縮小するパイを巡る競争、さらに依然としてベビーブーム世代に従わざるを得ない現実は魅力的な設定」と前提を置いた。

しかしシーズン2は「次第に焦点を失う」とし、「もはや反英雄同士の敵対とそこから露わになる内面を描く物語ではない」と断じた。そのため「人物中心ドラマと企業スリラーの間で方向性を見失い、どちらも十分に完成させていない」と評価した。

一方、アメリカの時事週刊誌タイムは『BEEF/ビーフ』シーズン2について「シーズン1ほどの人物の深みやアドレナリンに満ちた緊張感はないが、人間の最も醜い側面を鋭く観察し、優れた演技と洗練された演出で完成された作品」と好意的に評価した。さらにポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』やパク・チャヌク監督の最新作『しあわせな選択』に言及し「反資本主義スリラーを想起させる」と評した。

ハリウッド・リポーターは「シーズン1の予想外の卓越性を再現しているわけではないが、直接的な連続性がほとんどないにもかかわらず、同じ世界観に属する物語として感じられる」とし、イ・ソンジン監督が「現代アメリカ社会の鋭い断面を探求し、緻密に始まり意図的に制御不能へと向かう叙事を構築している」と評価した。

さらに「世代、経済、文化の対立が幾重にも重なり、やや過剰な野心を見せるが大きな問題ではない」とし、「権力への切実な欲望と共感能力の欠如がすべての人物を動かし、加害者と被害者、強者と弱者、英雄と悪役の境界は次第に曖昧になる」と指摘した。その上で「時に風刺的で、時に悲劇的で、時にスリリングな物語を完成させている」と評した。

このように評価が分かれる中でも、多くのメディアは俳優の演技に対しては高い評価を与えた。

タイムは「オスカー・アイザックは好かれたい一心の詐欺師のような人物を見事に演じている」と称賛した。バラエティはベテランから新人まで俳優陣の魅力に言及し、「イ・ソンジン監督は嫌悪感と同時に共感を呼び起こす人物を描くことに長けている」と評価した。

ハリウッド・リポーターは、オスカー・アイザックとキャリー・マリガンの「卓越した演技」を中心に物語がさらに豊かになったとし、チャールズ・メルトンら若手俳優の演技も称賛した。また「優しさの中に計算された冷酷さをにじませ強い印象を残す」ユン・ヨジョンへの愛情ある評価も忘れなかった。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[エンタメ] ランキング

  • 犯罪歴は確認できても恋愛歴までは難しい? 恋愛リアリティー出演者らの“相次ぐ不祥事”に厳しい視線
  • 日本俳優の韓国進出ブーム…ギャラ格差は“10倍以上”? Kコンテンツ人気の裏で浮かぶ構造的課題
  • 「自分のことしか考えてない」横領容疑の裁判中に共演者の葬儀、“記事にならずよかった”発言に批判殺到
  • 「もし生まれ変わったら結婚しない方がいい」13歳差夫婦、日常生活で衝突が絶えず夫が涙
  • 約束の支払日を繰り返し延期? ギャラ未払いで制作会社は「合意済み」と主張も事務所は否定
  • 「親の七光りは嫌」人気歌手のMVにアンジェリーナ・ジョリーの娘が…“名前を隠して”挑んだ理由に反響

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

おすすめニュース

  • 1
    「夢の中の老人が教えてくれた番号」…妊娠5か月の野菜商人、タイ宝くじで1等当選

    トレンド 

  • 2
    英政府、「北アイルランドの反移民暴動は人種差別的攻撃」と非難

    ニュース 

  • 3
    「電気自動車で千キロ走れる時代が来る?」中国・東風が年内量産を宣言した全固体電池の実力

    モビリティー 

  • 4
    「雇用は好調なのに、なぜ株価が下がるんだ」怒るトランプ氏…過熱懸念が高まる米株式市場

    ニュース 

  • 5
    ホンダ、シビックにスポーツグレード「RS」を追加 MT感覚を再現する新技術の正体

    モビリティー 

話題

  • 1
    「キーボードが消えた」…“話すだけで仕事が終わる”中国の会社員たちが熱狂

    IT・テック 

  • 2
    緊急時に命を救うかもしれないボタン操作 「3秒長押し」で変わる車の世界

    モビリティー 

  • 3
    12歳を装って養子縁組される寸前に発覚した37歳女

    トレンド 

  • 4
    米軍空爆でイランの水道施設破壊…故意なら「戦争犯罪」の可能性

    ニュース 

  • 5
    「同じ事故なのに…」女性の車両衝突負傷リスクが男性を大きく上回ると判明

    モビリティー