メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「ビタミン剤」に隠されたリスク!薬剤師が絶対に摂取しない2種類のビタミンとは?

川田翔平 アクセス  

引用:Getty Images
引用:Getty Images

英国の薬剤師が「健康のために絶対に摂取しないビタミン」2種類を公表し、注目を集めている。

24日、韓国メディア「ヘルス朝鮮」が米国メディア「FOXニュース」を引用し、英国の薬剤師アミナ・カーン氏が「総合ビタミンとグミ型ビタミンを避けるべきだ」と述べたと伝えた。

総合ビタミンには特定の栄養素を過剰摂取する恐れがある

カーン氏は「多くの人はバランスの取れた食事を摂ることで必要な栄養素を十分に補える」と述べ、「総合ビタミンを摂取すると、逆に特定の栄養素が過剰になる恐れがある」と指摘した。さらに、「ビタミンAやビタミンEなど、体外に排出されない脂溶性ビタミンの血中濃度が高まると嘔吐、下痢、食欲不振などの副作用が生じる可能性がある」と述べた。また、「髪・肌・爪の健康を同時に改善できると宣伝する栄養補助食品も、その効果は限定的である可能性が高い」とし、「各部位が必要とする栄養素の量や種類は異なるため、すべての人に同じ効果をもたらすことはできない」と説明した。

カーン氏は「例えば、爪の弱さは亜鉛不足と関連があるかもしれないが、肌の問題はビタミンCやコラーゲンの不足が原因であることが考えられる。一方、脱毛は鉄分やビオチンの不足、あるいはホルモン異常が関係しているかもしれない」と述べた上で、「市販の栄養補助食品は各栄養素が固定比率で配合されているため、個々の不足栄養素を正確に補うのは難しく、不要な成分を過剰に摂取してしまうリスクもある」と解説した。また、「個々の栄養不足状態を正確に把握し、必要な栄養素だけを個別に摂取する方がより効果的だ」と助言した。

韓国でも総合ビタミンが広く利用されている。韓国健康機能食品協会が22日に全国6700世帯を対象に実施した調査によると、総合ビタミンは最も売れている栄養補助食品の中で2位にランクインした。

米国立がん研究所によると、総合ビタミンを毎日継続的に摂取しても寿命延長には効果がないという研究結果も出ている。研究チームが成人39万124人を20年以上追跡調査した結果、総合ビタミンを長期間摂取してもがんや心血管疾患による死亡リスクの低下は確認されず、むしろ摂取群の方が対照群に比べて死亡リスクが4%高かったという。

「グミ型ビタミン」の過剰摂取で肥満などのリスクも

カーン氏は「『グミ型ビタミン』も摂取を避けるべきだ」と述べ、その理由として「手軽に美味しく栄養素を摂取できるが、糖分が多く含まれているため、必要以上に摂取して1日の推奨量を超えることがよくある。その結果、ビタミンの過剰摂取による副作用を経験する可能性がある」と警告した。

ほとんどのグミ型ビタミンには、甘味を出すために砂糖や高果糖コーンシロップなどが含まれており、必要以上に食べると糖分の過剰摂取につながり、体重の増加や血糖値の上昇など、さまざまな健康問題を引き起こすリスクがある。

2022年のマルチビタミン製剤別購入比率調査によると、韓国国内のグミ型ビタミンの購入率は2021年に比べて約43%増加しており、新たにマルチビタミンを購入する人々の中でグミ型ビタミンを選ぶ割合が比較的高いことが分かった。グミ型ビタミンは、水なしで摂取できるうえ、どこでも手軽に美味しく摂取できる点が強みとされている。

特に子供向けのマルチビタミン市場では、グミ型製品が活発に発売されている。これは、味や食感、飲み込みやすさに敏感な子供たちでも抵抗なく摂取できるためだ。子供用マルチビタミンを選ぶ際には、1日の栄養成分基準値を考慮し、ビタミンやミネラルが十分に含まれているかを確認することが重要である。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ライフスタイル] ランキング

  • 他人の生命危険まで?医師の診断書あっても油断禁物、“飛行機に乗れない”判断も
  • 「人間、ここまで退化するのか…」背中は曲がり首は前へ...座りすぎとスマホ依存が生んだ“25年後の人類の体型”とは
  • 単なる「音楽鑑賞」でもリスクが33%低下、誰でも始められる認知症予防法に注目集まる
  • 「貧乏人は9年早く死ぬ」...米研究が突きつけた“衝撃の現実”!老後の命を左右するのは「年収」だった
  • 「この家」に住む男性、死亡リスクが“2.3倍”高いことが判明!高齢者の命を縮める“危険な家”とは?
  • 「ぼくのベッドはこの子だにゃ」、猫が選んだ特等席

こんな記事も読まれています

  • 「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
  • 「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
  • 「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
  • 三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
  • 「信じた結果がこれ?」彼女の整形代に消えた事業資金2,000万円
  • 【逆襲】中国の自立経済、米覇権を覆す時が来たのか?
  • 「海で222キロ漂流…」リビア沖で移民45人救出!止まらぬ“亡国の連鎖”
  • 「運転しながら充電完了!」フランス、世界初“ワイヤレス充電道路”公開 “EV革命”が現実に!

こんな記事も読まれています

  • 「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
  • 「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
  • 「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
  • 三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
  • 「信じた結果がこれ?」彼女の整形代に消えた事業資金2,000万円
  • 【逆襲】中国の自立経済、米覇権を覆す時が来たのか?
  • 「海で222キロ漂流…」リビア沖で移民45人救出!止まらぬ“亡国の連鎖”
  • 「運転しながら充電完了!」フランス、世界初“ワイヤレス充電道路”公開 “EV革命”が現実に!

おすすめニュース

  • 1
    「トランプを訴えてやる!」FBI本部移転を潰されたメリーランド州、“怒りの提訴”へ

    ニュース 

  • 2
    「停戦1年で全面衝突の危機!」イスラエルがレバノン南部を空爆、UN「最悪のシナリオ」を警告

    ニュース 

  • 3
    「韓国は処罰が甘すぎる!」飲酒運転男に母を奪われた日本人女性が涙の訴え

    トレンド 

  • 4
    アンジェリーナ・ジョリー、防弾チョッキ姿でウクライナを電撃訪問…その理由は?

    トレンド 

  • 5
    「背後から抱きつき、チュッ...」メキシコ初の女性大統領、生放送中に“セクハラ被害”

    トレンド 

話題

  • 1
    「保釈金があまりにも安すぎる」詐欺で220億円荒稼ぎした“闇の女秘書”、笑顔で保釈される姿に台湾国民激怒!

    トレンド 

  • 2
    【防衛負担拡大】米国防高官候補「韓国と日本は北朝鮮抑止でより大きな役割を」

    ニュース 

  • 3
    「夜勤が嫌で患者を10人殺害...」反省の色見せない“悪魔の看護師”に釈放なしの終身刑!

    トレンド 

  • 4
    「核爆発の100万倍!」太陽が“異常活発化”、12時間で2回の“巨大爆発”!地球の通信網に影響拡大

    トレンド 

  • 5
    「増え続ける死者に国が動いた!」秋田で自衛隊が“クマ対策”に参戦、過去最多6,063頭捕獲の衝撃

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]