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シャワー中の手抜きが体臭の原因に!見落としがちな「4つの部位」と悪臭防止法を徹底解説

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毎日お風呂に入ったり、シャワーを浴びても不快な臭いがするなら、十分に洗えていない部位がある可能性が高い。これらの部位は目立たないため見落としやすいが、適切にケアしないと衛生上の問題を引き起こす恐れがある。お風呂で、特に注意して洗うべき部位とその洗い方を見てみよう。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容とは一切関係ありません
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耳の後ろ

耳の後ろは、水を流すだけで済ませがちな部分である。しかし、ここは「ノネンアルデヒド」という物質が分泌され、不快臭の原因となる。この物質は皮脂中の脂肪酸が酸化することで生成され、耳の後ろの毛穴に蓄積して臭いを放つ。耳の後ろを触ると滑らかな油っぽさを感じるのも、この物質のせいだ。十分に泡立てた指で耳の後ろをしっかり洗い、よく乾かすことが大切だ。

へそ

へそは周囲の皮膚と違い組織が薄く、細菌に弱い。これらの細菌は人体に害はないが、蓄積すると悪臭の原因となる。へその汚れを取り除くと腹膜炎になるという話もあるが、これは間違いだ。腹膜炎は腹腔内臓器を覆う薄い膜である腹膜の炎症で、へその汚れとは無関係だ。へその汚れはシャワーで簡単に洗い流せるが、臭いが気になる場合は、指や爪、鋭利な物、汚染された道具などは使わず、綿棒で軽く拭くほどでよい。強くこすらないよう注意することも大事だ。

足指

足指の間も、水をかけるだけで済ませがちだ。外出後は足指の間を石鹸でしっかりと洗う必要がある。足は湿気がこもりやすく細菌が繁殖しやすいため、きちんと洗わないと悪臭の原因となる。特に足の汗は靴下や靴で蒸発が妨げられ、細菌が繁殖しやすい環境となる。繁殖した細菌は足の角質を分解し、イソ吉草酸(Isovaleric Acid)など悪臭を放つ化学物質を生成する。そのため、足指の間はきれいに洗い、洗った後は完全に乾かすことが重要だ。丁寧に洗っても、しっかり乾かさなければ湿気で再び細菌が繁殖してしまう。

爪の裏

爪の裏は見落としがちだが、汚れが溜まりやすい場所である。きちんと洗わないと不快な臭いの原因にもなる。手の中でも爪は最も細菌が多い部分で、肺炎球菌、尿路感染症菌、酵母菌など様々な細菌が存在する。そのため、念入りに洗うことが望ましい。

疾病管理本部(日本の厚生労働省)は手洗いは石鹸を使って30秒以上、次の6つのステップを守って洗うことを強調している。①手のひらをこすり合わせる、②手のひらと手の甲をこすり合わせる、③指を組んでこする、④指先を反対の手のひらでこする、⑤親指をねじり洗いする、⑥手首も忘れずに洗う。

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