メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「糖質オフ」が最強?最新研究で判明した「続くダイエット」の正体とは

荒巻俊 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

「この方法」がダイエットに効果抜群…低脂肪・低炭水化物より効果的

糖質オフダイエットはカロリーの消費が多く、体重を維持しやすいため持続的な体重減量に適している

糖質オフダイエットは低脂肪や低炭水化物のダイエットよりもカロリーの消費効果が高いことが明らかになった。

アメリカのハーバード大学医学部の研究チームは、18歳〜40歳の成人21名を対象に、体重の10〜15%を減量し安定させた後、4週間ずつ低脂肪、低炭水化物、糖質オフダイエットを無作為な順序で実施させ、その影響を観察した。

脂肪の摂取を抑え、全粒穀物や多様な果物・野菜を摂取することが特徴である低脂肪食は、1日の摂取カロリー比率が炭水化物60%、脂肪とタンパク質が各20%だった。アトキンスダイエットをモデルとした低炭水化物ダイエットは、カロリーの比率が炭水化物10%、脂肪60%、タンパク質30%だった。最小限に加工された穀物、野菜、健康的な脂肪、豆類、果物で構成された糖質オフダイエットは、カロリーの比率が炭水化物40%、脂肪40%、タンパク質20%だった。

研究チームは、参加者がダイエット方法に合わせた食事法を実践している間の総エネルギー消費量を測定した。3つのダイエット法はいずれも、タンパク質の摂取量が1日のカロリーの10〜35%という健康的な範囲内にあった。

低炭水化物ダイエットは代謝改善の効果が最も高かったが、コルチゾール(ストレスホルモン)レベルを上昇させ、インスリン抵抗性や心血管疾患のリスクを高める可能性があった。そして、C反応性タンパク(炎症反応の際に血中濃度が上昇)のレベルを上げ、心血管疾患のリスクを高める可能性も示唆した。

アメリカ政府とアメリカ心臓協会が推奨する低脂肪ダイエットは、エネルギーの消費、有害な脂質パターン、インスリン抵抗性を最も大きく減少させた。

糖質オフダイエットはカロリー消費においてより効果的だった。そして、血糖指数の低い炭水化物はゆっくりと消化されるため、食後の血糖値とホルモンレベルを安定的に維持するのに役立った。

このダイエット法は、減量後にカロリー消費の速度が低下し代謝が遅くなることで起こるリバウンドを防ぐのに効果的で、持続的な減量を目指す人に適している。

ボストン小児病の院肥満予防センター長は、「低脂肪ダイエットでの総カロリーの消費量は、低炭水化物ダイエットと比べて300カロリー少なかった」と述べ、「これは中度の運動を1時間行った場合のカロリー消費量に相当する」と説明した。

さらに彼は「糖質オフダイエットは減量後のカロリー消費とエネルギー消費の維持において、従来のダイエット法より効果的だ」と述べ、「糖質オフダイエットは他のダイエット法と比べて実行しやすく、持続可能性も高い」と語った。

この研究はアメリカ医師会誌「JAMAネットワーク」に「減量維持中のエネルギー消費に対する食事成分の影響」というタイトルで掲載された。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ライフスタイル] ランキング

  • 「幼少期の腸内細菌が将来の不安とうつを左右する!」UCLA研究が明らかにした、腸と脳の驚きの関連性
  • 「週に1回食べるだけ!」8,000人を3年間追跡調査で判明、“認知症発症率”が24%低下する“究極の食材”
  • 【衝撃】白髪は“がん細胞”と戦った証?東大研究「髪の色を犠牲にした体の防衛反応」
  • 「富裕層の病から貧困の病へ…」世界で広がる肥満危機、国連が深刻警告
  • 人工視力が現実に! 欧州で38人の失明患者が光を取り戻す快挙
  • 「モンベル=韓国人ブランド」化!? 福岡で起きた“逆輸入トレンド”の正体

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」…自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • “偽軍人”に化けた配達員、女性医師に暴行!SNSで巧妙に接近か
  • 「110年前の悲劇が蘇る」…タイタニック一等席の名簿がオークションに登場!
  • 「北朝鮮は絶対崩れないのか?」極秘情報と脱北者証言からわかる“クーデター不可能”の現実

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」…自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • “偽軍人”に化けた配達員、女性医師に暴行!SNSで巧妙に接近か
  • 「110年前の悲劇が蘇る」…タイタニック一等席の名簿がオークションに登場!
  • 「北朝鮮は絶対崩れないのか?」極秘情報と脱北者証言からわかる“クーデター不可能”の現実

おすすめニュース

  • 1
    「首にくっきり焼け跡...」寝ながら充電→ネックレスが充電ケーブル触れて“感電”!母親「息子の死を覚悟した」

    トレンド 

  • 2
    「唾を吐き、タバコを吸う」中国漬物工場の実態に“もう食べられない”の声

    トレンド 

  • 3
    【衝撃映像】“ハリケーンの目”の内部に人類初突入!米軍機が目撃した、直径16kmの“静寂の地獄”

    トレンド 

  • 4
    赤沢経産相、APECで中国に「輸入規制撤廃」を強く求める 希土類問題への懸念も示す

    ニュース 

  • 5
    「これは警告だ」高速道路に残された遺体!そばに置かれた麻薬カルテルのメモ

    ニュース 

話題

  • 1
    カーニバルの真っ只中で銃声!祝祭の街リオが一夜で麻薬との戦場に

    ニュース 

  • 2
    解雇通告に激昂し、自らの首と腹を刺す…自動車整備工場で50代男性が自傷

    トレンド 

  • 3
    「通学路目前で暴走!」猛スピード左折→ノーブレーキ衝突...“高齢ドライバー”の危険運転に現場騒然

    フォトニュース 

  • 4
    「ひげの時代は終わった」米国防長官の強権通達、訪韓直前に軍内騒然

    ニュース 

  • 5
    「主導権は完全に習近平へ」…“米国を屈服させる指導者”を演じた会談の舞台裏

    ニュース