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2025年07月12日土曜日
ホームライフスタイル【専門機関が警告】案外知らないアルミホイルの正しい使い方、塩分・酸に潜むリスクとは

【専門機関が警告】案外知らないアルミホイルの正しい使い方、塩分・酸に潜むリスクとは

引用:ゲッティイメージバンク
引用:ゲッティイメージバンク

アルミニウムで加熱調理しても吸収される量はごくわずか

ただし、塩分や酸性度の高い食品は避けるべき

アルミホイルを加熱調理に使用しても、人体に大きな影響を与えないことが明らかになった。ただし、塩分の高い食品を調理・保存する行為は避けるべきだとの指摘がある。

食品安全情報院が3日に発表した内容によると、アルミホイルはアルミニウム合金を薄く圧延して製造された製品であり、これを食品の調理・保存時に使用した場合に吸収されるアルミニウムの量は、人体に害を及ぼさないレベルだという。

一般的に、アルミニウムは人体内への吸収量が少なく、吸収されてとしても、健康な人の場合はほとんどが腎臓でろ過され体外に排出される。

アルミニウムの融点は660℃、沸点は2,327℃であり、加熱してもアルミニウムが食品に溶出する可能性は低い。

しかし、アルミホイルを安全に使用するためにはいくつかの注意点を把握しておく必要がある。

アルミニウムは酸性や塩分に弱いため、調味料のついた肉や漬物など、酸度や塩分の高い食品はアルミホイルに直接触れないようにする。電子レンジ使用時には火災が起きる危険があるため、使用を避けるべきだ。

また、アルミホイルの光沢のない面を使用すると体に害を与えるという説も事実ではない。アルミホイルの光沢の有無は製造工程によるもので、表裏を区別せずに使用したところで安全面に影響はない。

紙ホイルは、紙にシリコンなどの合成樹脂をコーティングし、耐熱性と防水性を高めた製品であり、使用された材料に関連する基準・規格が適用され、安全に管理されている。

紙ホイルを安全に使用するには、ホイルが火に直接触れないようにし、製品に表示された耐熱温度を超えて使用しないように注意する必要がある。

専門家は「キッチン用ホイルは便利で衛生的なため、食品の調理や保存によく使用されるが、ホイルの素材などによっては使用時に注意を払う必要がある」と述べ、「調味料のついた肉や漬物をアルミホイルで包んで保存したり焼いたりする行為はお勧めしない。電子レンジでの使用は避け、紙ホイルは火に直接触れないように使用すべきだ」と語った。

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