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「座りっぱなしの人」要注意!血便・便秘・下痢…直腸がんのサインと最悪シナリオ

荒巻俊 アクセス  

長時間座ったままの生活は直腸がんリスクを高める…人工肛門の危険もある最悪の食習慣とは?

引用:ゲッティイメージバンク
引用:ゲッティイメージバンク

長く座り続ける生活には、2つの意味がある。1つは、ひとつの場所に長時間座って勉強に集中するという肯定的な意味だ。もう1つは、一度座るとあまり立ち上がらず、身体活動が不足するという意味だ。お尻が長時間圧迫された状態であり、これは肛門の健康に悪影響を及ぼす可能性があるという。食習慣まで悪い場合、直腸がんにかかるリスクが高まるのだ。このように人口肛門(ストーマ)を造設しなければならない可能性もある直腸がんについて改めてチェックしてみよう。

大腸がん3万3,158人のうち、直腸がん1万5,490人…50~60代患者が半数

直腸がんは大腸がんの一種で、大腸の大部分を占める結腸と肛門をつなぐ部位である。他の大腸とは異なり、曲がりくねっておらず、まっすぐな形をしていることからこの名前が付いたという。直腸は便を肛門から排出する前に一時的に貯める役割を持っている。便が直腸に溜まると便意を感じ、排便が促される。大腸がんは2022年に3万3,158人の新規患者が発生し、このうち直腸がんは1万5,490人だった(男性9,752人、女性5,738人)。そして、50~60代の患者が約半数を占めているということが明らかになった。

長時間座っていると腸の蠕動運動が低下…便の中の発がん物質が長く留まる

直腸がんを含む大腸がんの発症リスク要因には、食生活、50歳以上の年齢、腺腫性ポリープ、炎症性腸疾患、遺伝、身体活動不足、肥満、飲酒、喫煙、過去の骨盤部位への放射線照射などがある。特に、動物性脂肪・飽和脂肪が多い食事、赤身肉、加工肉(ソーセージ、ハム、ベーコンなど)を好むと、結腸がんや直腸がんの発生リスクが高まるという。また、直腸がんは、身体をあまり動かさない習慣もリスク要因になる(国立がん情報センター資料)。身体活動や運動は腸の蠕動運動を促進し、便の中の発がん物質が腸の粘膜と接触する時間を短縮させるのだ。

症状は…血便、便秘・下痢、便が残った感じ、腹部不快感、体重減少

直腸がんの初期にはほとんど症状がない。がんがかなり進行すると、便に血が混じって出てくるという。ほとんどの直腸がん患者には、便秘が悪化したり、下痢を伴うなど、排便習慣の変化が見られる。また、排便後にも便が残っているような不快感が続くことがある。軽い痛みを感じることもあるが、一般的には末期になるまで痛みはほとんどないと言われている。そのほか、腹部の不快感(腹痛、腹部膨満)、体重や筋力の減少、疲労感、食欲不振、消化不良、吐き気や嘔吐、腹部にしこりのようなものが触れる場合もあるという。

直腸がん予防には…食習慣を改善し、こまめに体を動かすことが重要

食事の種類に関係なく、総摂取カロリーが高いほど直腸がんのリスクが高まるとされ、肥満もリスクに含まれるという。そのため、過食を避けることが重要なのだ。赤身肉や高タンパク質・高脂肪の食事も控えるべきである。一方、野菜や果物に豊富な食物繊維を多く摂取することが推奨される。これは、大腸の内容物を希釈する効果があるのだ。カルシウムの摂取も直腸がんのリスク低下に効果的である。また、長時間座りっぱなしの状態を避け、こまめに身体を動かすことが腸の健康に良いという。喫煙も直腸がんの発症リスクを高める。直腸がんの発見が遅れると、肛門を温存できず、人工肛門(ストーマ)を造設しなければならない場合がある。予防に努め、大腸内視鏡検査などの定期的な検診を受けることが重要だ。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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