
食後3分以内に歯を磨く習慣が、歯の損傷を引き起こす可能性があると専門家が警告した。
アメリカの歯科・矯正専門医カミー・ホス博士は、最近CNNのポッドキャストに出演し、朝食後ではなく朝食前に口腔ケアを始めるべきだと述べた。食べ物や飲み物を摂取するたびに唾液の濃度が低下し、口内が酸性に傾くためだという。
特に砂糖や精製炭水化物を多く含む食品を摂取すると、口内の細菌がそれらを分解する過程で酸を生成する。この酸が歯の表面のミネラルを溶かし、エナメル質を弱めることで虫歯の原因となる。そのため、朝食前に歯を磨くか、食後であれば少なくとも1時間ほど待ってから磨く方が歯の保護には望ましいと説明した。
ホス博士は、歯磨きと同じくらい「舌」と「歯と歯の間」のケアも重要だと指摘した。舌の表面には口臭の原因となる細菌や有害な微生物が多く存在するという。博士は「歯ブラシだけでは舌の深い溝まで十分に清掃するのは難しい」とし「歯ブラシで舌を磨くこともできるが、あくまで最低限の清掃にとどまる」と述べた。
また、ホス博士はデンタルフロスの重要性も強調した。「虫歯のほとんどは歯ブラシが届かない歯と歯の間から始まる」とし「一部のフロスには洗浄成分が含まれており効果が期待できるが、微細結晶ワックスを含むPTFE(いわゆる永続性化学物質)や石油系ワックスを添加した製品は避けるべきだ」と説明した。
フッ素は虫歯予防効果が実証されている成分だ。しかしホス博士は、年齢や歯の状態、虫歯のリスクなどを考慮して、個別に使用の可否を判断すべきだと述べた。妊婦や乳幼児のように過剰摂取の懸念がある層については、使用に慎重になるよう求めた。特に成長期の子供が高濃度のフッ素にさらされると、エナメル質の変色や形成異常(フッ素症)のリスクがあり、まれに全身への影響が懸念される場合もあると説明した。













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