
ホンダの高級車ブランド、アキュラが、世界最大級のクラシックカーイベント「モントレー・カー・ウィーク」で公開予定の新型電気自動車モデル、RSXプロトタイプを発表した。
11日(現地時間)、EV専門メディア『インサイドEV』によれば、RSXは2000年代初頭に登場した2ドアクーペとは異なり、米国生産の4ドアクーペスタイルを採用した大型電動SUVとして再登場するという。今回公開された画像は、昨年披露されたアキュラ・パフォーマンスEVコンセプトと非常によく似たデザインとなっている。
エクステリアは、大型エアインテークとスリムなLEDデイタイムランニングライトが目を引く。さらに、格納式ドアハンドルやクーペ調ルーフラインを組み合わせ、スポーティな印象を強調している。RSXはホンダの新世代EVプラットフォームをベースとしており、このアーキテクチャは今後、ゼロシリーズのセダンやSUVにも展開される予定だ。
また、製造コストの低減と電子制御システムの完全独立化を実現した点も特徴のひとつ。アキュラはこのモデルに「ASIMO」オペレーティングシステムを搭載し、先進運転支援システムとインフォテインメントを統合するとしている。
RSXプロトタイプは2026年後半から、ホンダの米オハイオ州EVハブで生産を開始予定。市場ではテスラ モデルYの直接的なライバルになると見られている。
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