
フォードは電動ピックアップ「F-150ライトニング」向けに最新ソフトウェアアップデートを公開した。
23日(現地時間)、EV専門メディア『Electrek』によると、今回のアップデートでBlueCruiseは1.0から1.4へと進化。フォードは新バージョンによってより自然な運転体験が可能となり、前バージョンに比べハンズフリーモードの使用時間が大幅に伸びると発表した。
社内テストでは、F-150ライトニングのドライバーは高速道路でBlueCruise 1.0と比べ平均8倍長くハンズフリーモードを利用できた。BlueCruise 1.2と比較しても5倍に達し、とくにカーブでの車線中央維持能力が向上。車線中心からの逸脱は80%減少したという。
さらに、大型トラックとの車間距離を自動調整する「インレーン・リポジショニング」や、ウィンカー操作で車線変更が可能な「レーンチェンジアシスト」も新機能として追加された。
今回のアップデートは2022〜2024年型F-150ライトニングおよび2022〜2023年型F-150に順次適用される予定で、2025年型では出荷時からBlueCruise 1.4を標準搭載する見込みだ。
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