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「BMWがまたやった」…“世界に70台だけ”のコンセプトモデルが美しさと狂気の境界線に到達

山田雅彦 アクセス  

限定仕様のシューティングブレーク登場

BMW「コンセプト・スピードトップ」発表

世界でわずか70台のみの限定生産予定

BMWは先日、イタリアのコモ湖畔で開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2025」において、新たなコンセプトモデル「コンセプト・スピードトップ」を披露した。このモデルは世界限定70台のみが生産される計画となっており、独自の造形美と熟練職人による仕上げによって高い注目を集めている。

昨年50台限定で発表された「コンセプト・スカイトップ」が好評を博したことを受けて、BMWはその進化形として「スピードトップ」を新たに提案した。スポーティさとエレガンスを融合させたこのモデルは、ブランドのデザイン哲学を体現していると評価されている。

圧倒的な存在感を放つ独自シルエット

シューティングブレークの再構築に挑んだ意欲作

コンセプト・スピードトップは、クラシックなシューティングブレークスタイルを現代の視点から再構築した一台である。V字型のシャークノーズやスリムなヘッドライト、光を取り入れたキドニーグリルが、精悍かつ未来的なフロントフェイスを演出している。ボンネットからリアスポイラーまでを一直線に貫くスパインラインが、車体のダイナミズムを強調し、立体感と緊張感を与えている。ルーフは「フローティングサンストーンマルーン」から「フローティングサンダウンシルバー」へと美しくグラデーションし、流れるようなフォルムをさらに引き立てている。

インテリアは、伝統的なブローグスタイルのディテールとツートーンレザーフィニッシュを組み合わせ、クラシックとモダンを調和させた高級感のある空間に仕上がっている。ルーフライナーには外装と連動した照明効果が組み込まれ、視覚的な一体感も実現している。ラゲッジスペースには、パンチング加工が施されたレザーを使用しており、ブローグ調の意匠が随所に施されている。収納部は2つのセクションに分割されており、実用性と高級感を両立させている。車両全体はディンゴルフィング工場の熟練工による手作業で仕上げられており、搭載されるパワートレインにはBMWが誇るV8エンジンが選ばれている。

70台だけの限定生産

BMWの哲学と未来を体現したモデルとして登場

BMWは「コンセプト・スピードトップ」を通じて、自らのデザイン哲学とクラフトマンシップ、そして先進技術を統合したビジョンを明確に示した。静止していても躍動感を表現できるという信念は、車両のシルエットやディテールのすべてに反映されている。前作の「スカイトップ」と同様に、「スピードトップ」もマニア層に向けた少量生産で提供される予定であり、BMWのプレミアムブランドとしての立ち位置を改めて印象付けている。

インテリア、性能、外装のすべてにおいて、一切の妥協を排した作り込みが光っている。シューティングブレークというクラシカルなカテゴリーに対して、現代的なアプローチで再定義を試みたこのモデルは、コンセプトカーでありながら単なるデザインスタディにとどまらない。BMWはこのスピードトップを、ブランドの未来を映す象徴的存在として仕上げており、その完成度が多くの称賛を集めている。

山田雅彦
editor@kangnamtimes.com

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