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転倒した際、あれが頭に刺さり意識不明に…事故が示す潜在的な危険性とは?

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ヘアクリップで髪を固定していた女性が後に転倒し、重傷を負って意識不明の重体となった。

引用=SNS

 21日、中国の「揚子晩報」や「ジム新聞」などの現地メディアは、先月、電動自転車に乗って転倒し重傷を負った20代女性Aさんの事例を報じた。

中国四川省成都(セイト)に住むAさんは、交際相手が運転する電動自転車の後ろに乗っていたが、突然自転車がバランスを失い、2人は転倒した。

事故当時、自転車の時速は20㎞で道路の路面も滑らかだったため、大きな事故に繋がる可能性は低く、交際相手は軽傷で済んだという。

しかし、Aさんの状況は異なっていた。ヘアクリップをつけたまま後方に転倒したAさんは、大量の出血を起こした。すぐに病院に搬送されたが、頭蓋骨骨折により深刻な脳損傷を負ったとの診断を受け、2回手術を行い現在も意識がない状態だという。

引用=Pixabay

 医療関係者は「ヘアクリップが位置する後頭部の中心には、呼吸、心臓の鼓動、行動や動作などの重要な生理機能を制御する脳幹と小脳がある。突然、衝撃を受けた時に、ヘアクリップが頭皮や後頭部に刺さることで、命を脅かす可能性がある」と指摘した。

ヘアクリップを使用していて負傷する事例は今回が初めてではない。先月19日、四川省でヘアクリップを使用していた女性が滑って転倒し、ヘアクリップが後頭部に刺さって重度の出血を引き起こした。また、昨年1月、イギリスバーミンガム州に住むジナ・パネサさんは交通事故で車が横転し、頭に刺さったヘアクリップが頭蓋骨に突き刺さる事例もあった。このため、ヘアクリップの使用時には十分な注意が必要である。

アイニュース24
editor@kangnamtimes.com

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