メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

李克強前首相の死から1年、中国政府が追悼を完全封鎖…現政権への抗議を警戒か

川田翔平 アクセス  

李克強前首相死去から1年

中国当局が追悼行事を警戒

昨年10月、中国の李克強(リー・コーチアン)前首相の死を悼む献花が中国各地で行われた。/ 聯合ニュース

李克強前首相が上海市で急逝してから27日で1年を迎えたが、中国政府は公式の追悼行事を一切実施しなかった。命日当日、中国のSNSやインターネット上でも、追悼に関する投稿は見当たらなかった。

微博(ウェイボー)や微信(ウィーチャット)で「李克強」を検索しても、昨年10月27日の死亡公式発表など以外の新しい情報は表示されず、関連情報は1年前で停止したままとなっている。

台湾メディアの報道によると、27日には李前首相を追悼するメッセージがインターネット上で一斉に規制されたという。

安徽省合肥市洪興路80号に所在する李前首相の生家周辺には、50人を超える制服警察官と私服警察官が配置されたと、台湾メディアや日本の共同通信が報じた。厳戒態勢の中、追悼の花の配達も制限された。

宅配アプリの美団(メイトゥアン)は当初、李克強の生家への花の配達を受け付けると表明したものの、その後撤回に追い込まれた。昨年、李前首相死去時には、生家周辺に全国から数十万本の供花が寄せられ、約300万人が追悼に訪れていた。

当局は追悼行動が現政権への抗議活動に発展することを警戒し、取り締まりを強化。李前首相は死後も、現政権が警戒すべき反体制のシンボル的存在となっている。

上海などの主要都市では、ハロウィーン行事を利用した李前首相支持や現政権批判を想起させる仮装行為への監視を強化。安徽省周辺では、マラソンなど各種イベントが明確な理由を示されないまま11月に延期された。これは命日前後の群衆形成を懸念した当局の判断とみられている。

中国公安当局は今年4月の清明節の連休中も、李前首相の生家に50人以上の警察官を配置し、追悼行為を警戒していた。

習近平国家主席との対立が取り沙汰されていた李前首相の突然死については、様々な憶測が飛び交った。中国経済の低迷が続く中、庶民派の経済通として知られた李前首相への追悼は、現体制への不満の表明とも受け止められている。

李前首相は昨年10月27日、上海市内のホテルで68歳で死去。公式発表では心疾患が死因とされている。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • サムスンが“二度折れるスマホ”を初公開…次世代モデル「トライフォールド」に世界が注目
  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”
  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」...自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • 「北朝鮮は絶対崩れないのか?」極秘情報と脱北者証言からわかる“クーデター不可能”の現実
  • 「豚の腎臓移植で9カ月生存!」米UCLA、“遺伝子改変臓器”の実験に成功
  • 「合意内容と違う!」トランプ政権の“成果誇張外交”に日本・韓国困惑...経済同盟に深まる“信頼の亀裂”

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • タイタニック号「一等船客名簿」が競売へ…113年ぶりに姿現した遺品、その落札額は?
  • 「使い捨て容器を再使用」…インド鉄道で発覚した“衛生崩壊”、国民の怒りが止まらない
  • 信頼を裏切る“最低の犯罪”…登録者60万人の人気YouTuber、児童ポルノ所持で逮捕
  • 「未知のDNAが30%」…メキシコで公開された“宇宙人ミイラ”、人類の常識が揺らぐ

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • タイタニック号「一等船客名簿」が競売へ…113年ぶりに姿現した遺品、その落札額は?
  • 「使い捨て容器を再使用」…インド鉄道で発覚した“衛生崩壊”、国民の怒りが止まらない
  • 信頼を裏切る“最低の犯罪”…登録者60万人の人気YouTuber、児童ポルノ所持で逮捕
  • 「未知のDNAが30%」…メキシコで公開された“宇宙人ミイラ”、人類の常識が揺らぐ

おすすめニュース

  • 1
    「寝室の明かり」が心臓に負担をかける?女性や若い世代で影響が大きい傾向、最新研究が報告

    ライフスタイル 

  • 2
    「もうひとりじゃないよ」…母を失った子ザルを包み込んだ妊娠中の犬、その優しさに世界が涙

    フォトニュース 

  • 3
    「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開

    フォトニュース 

  • 4
    「もう一度だけ、一緒に泳ぎたい」…沈む子を支えた母イルカの“切なすぎる祈り”

    トレンド 

  • 5
    【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来

    フォトニュース 

話題

  • 1
    1億円のピカソ作品「輸送中に消失」…警察が突き止めた“意外すぎる真実”

    トレンド 

  • 2
    【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始

    モビリティー 

  • 3
    【いかれた恋心】愛人のために妻を7度毒殺しようと…息子まで巻き込んだ“狂気の父”を逮捕

    トレンド 

  • 4
    「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露

    フォトニュース 

  • 5
    「会計が遅すぎる!」20代女が他の客をナイフで刺す…米ショッピングモールで衝撃事件

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]