メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

北朝鮮がロシアに供給した800万発の砲弾、武器支援の拡大とその影響とは?

佐藤美穂 アクセス  

■ What

派兵を契機に支援規模拡大か

 低高度ミサイル「KN-24」供給の可能性も

北朝鮮は2022年2月、ロシアのウクライナ全面侵攻以来、ロシア軍に対し殺傷武器を大量に支援してきた。支援した砲弾は少なくとも800万発に達しており、今回の派兵を契機に、武器支援規模はさらに拡大する可能性があると見られている。

 30日、韓国の国家情報院によると、北朝鮮がロシアに提供した武器は、戦時下で即座に使用可能な従来型武器が大半を占めており、122ミリ・15ミリ砲弾や火星-4対戦車ミサイル、RPG対戦車ロケットなどが含まれる。

韓国国家情報院は、昨年8月に北朝鮮が武器取引を本格化させて以降、これまで約70回以上にわたり1万3000個を超えるコンテナサイズの殺傷武器をロシアに供給されたと分析している。砲弾の支援量は800万発に上り、昨年から支援規模は急速に拡大している。

最も破壊力の高い殺傷武器は、北朝鮮版イスカンデルと呼ばれるKN-23短距離弾道ミサイル(写真)だ。固体燃料を使用する1段式短距離弾道ミサイルで、長さ7.5m、直径95㎝、総発射重量3.45t、弾頭重量は500㎏に達する。射程は600~800㎞程度で、朝鮮半島全域が攻撃圏内に入る。ウクライナ政府は、ロシアがウクライナの首都キーウなどを攻撃する際にKN-23を使用しており、相当数の民間人犠牲者が出たと明らかにしている。北朝鮮は最近、精密攻撃能力を高めるためにミサイル総局傘下の赤旗中隊所属のミサイル専門家をロシアに派遣したが、国家情報院に発覚した。

また、ウクライナの戦車を破壊できる北朝鮮のRPG対戦車ロケットと火星-4対戦車ミサイルもロシア軍に渡され、ウクライナ戦で使用されているとされる。ただし、ウクライナの情報機関は、多くの北朝鮮製武器が不良率が高く、精度も低いため、「精密攻撃用」というよりは前線維持のための「物量攻勢用」として使用されていると予測している。

しかし、北朝鮮軍がウクライナ戦争に投入されることで、さらに精密化された大量の殺傷武器を、積極的に支援する可能性が高まっているとの懸念も広がっている。代表的なものとして、北朝鮮版ATACMS(迎撃が困難な低高度ミサイル)と呼ばれるKN-24や超大型多連装ロケット砲KN-25などの追加支援の可能性が指摘されている。北朝鮮はロシア向け輸出のため、既存の旧型ミサイルも新型に改良する研究を継続している。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」...自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • 「北朝鮮は絶対崩れないのか?」極秘情報と脱北者証言からわかる“クーデター不可能”の現実
  • 「豚の腎臓移植で9カ月生存!」米UCLA、“遺伝子改変臓器”の実験に成功
  • 「合意内容と違う!」トランプ政権の“成果誇張外交”に日本・韓国困惑...経済同盟に深まる“信頼の亀裂”
  • 「米中露、核実験競争再燃か」...習近平、“新疆ロプノール核実験場”を再建!
  • 「史上最悪デザイン」からの反乱!iPhone17、注文殺到でクックCEOも絶句

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • 「耳のないウサギ」に届いた“やさしい奇跡”…農夫がかぎ針で編んだ“愛の耳”が話題に
  • 「寝室の明かり」が心臓に負担をかける?女性や若い世代で影響が大きい傾向、最新研究が報告
  • 「もうひとりじゃないよ」…母を失った子ザルを包み込んだ妊娠中の犬、その優しさに世界が涙
  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • 「耳のないウサギ」に届いた“やさしい奇跡”…農夫がかぎ針で編んだ“愛の耳”が話題に
  • 「寝室の明かり」が心臓に負担をかける?女性や若い世代で影響が大きい傾向、最新研究が報告
  • 「もうひとりじゃないよ」…母を失った子ザルを包み込んだ妊娠中の犬、その優しさに世界が涙
  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開

おすすめニュース

  • 1
    「幼少期の腸内細菌が将来の不安とうつを左右する!」UCLA研究が明らかにした、腸と脳の驚きの関連性

    ヒント 

  • 2
    「最強のはずが…」テスラ『サイバートラック』、わずか2年で10度目のリコール

    トレンド 

  • 3
    「命を懸けて痩せろ!」“50キロ減でポルシェ”ダイエット企画に批判殺到

    トレンド 

  • 4
    「うちの子のちょっと変わった癖」犬の幼稚園で“友達をなでて歩く”ルビーが話題に

    フォトニュース 

  • 5
    「注文と違うじゃないか!」ベジタリアンメニューに“肉混入”で客激怒、店主と射殺

    トレンド 

話題

  • 1
    「編集室から脱出できないアーティスト」カン・スンユン、理想が高すぎて睡眠ゼロ説

    エンタメ 

  • 2
    「JR東海まで落とした男たち」ゼベワン、広告も番組も日本制圧中

    エンタメ 

  • 3
    「完全体は口だけ」EXO、年末も6人+訴訟3人のまま

    エンタメ 

  • 4
    「やめてって言われる女優」チャン・ヘジン、ハイテンションすぎてマネージャー悲鳴

    エンタメ 

  • 5
    「10%でここまで揉める?」EXO-CBXとSMの“細かすぎる仁義なき戦い”

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]