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国際注目をロシアから逸らす狙い?米大統領選間近、北朝鮮が日本海上にICBM発射

川田翔平 アクセス  

引用:朝鮮中央通信

31日、北朝鮮が米国大統領選挙の5日前となる日に、日本海上に大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定されるミサイル1発を発射した。

北朝鮮の弾道ミサイルでの挑発は9月18日以来、43日ぶりとなる。当時、北朝鮮は平安南道(ピョンアンナム道)開城(ケソン)付近から東北方向へ、弾頭重量4.5トンの新型戦術弾道ミサイル「火星砲-11タ-4.5」と短距離弾道ミサイル(SRBM)を複数発混合して発射した。

韓国の合同参謀本部はこの日の午前7時10分頃、「北朝鮮が平壌(ピョンヤン)付近から日本海上に向けて発射した弾道ミサイル1発を確認した」と発表した。韓国軍は、北朝鮮が発射したこの弾道ミサイルを高角度に発射された長距離弾道ミサイルと推定していると述べた。

さらに、「我が軍は警戒態勢を強化し、日米当局と『北朝鮮の弾道ミサイル』に関する情報を緊密に共有しながら、万全の態勢を維持している」と付け加えた。

これに先立ち、米韓国防長官は30日(現地時間)、米国ワシントンで米韓安全保障協議会(SCM)を開催し、共同声明で北朝鮮のロシア派兵について「声を一つにして最も強く非難する」と発表した。北朝鮮はこの声明発表直後に長距離弾道ミサイルを発射したのである。

今回のICBM発射は、北朝鮮のロシア派兵を非難する米韓に対する不満表明と同時に、ロシアに向けられた国際社会の注目をそらす意図もあるとみられている。

北朝鮮によるICBMの挑発は今年初めてで、昨年12月18日にICBM「火星18型」を発射してから10ヶ月ぶりとなる。

引用:朝鮮中央テレビ
川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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