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再選に成功したトランプ次期大統領、3選の可能性について言及するも共和党関係者は冗談だと否定

川田翔平 アクセス  

引用:APNewsis
引用:APNewsis

米国史上132年ぶりに再選に失敗した後、再挑戦して勝利したドナルド・トランプ次期大統領が3選の可能性に言及した。共和党関係者は冗談だと断言したが、上下両院を共和党に奪われた民主党は敏感に反応した。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)など現地メディアによると、トランプ次期大統領は13日(現地時間)、ワシントンDCでジョー・バイデン大統領との会談後、議会近くのホテルで共和党下院議員らと会合を行ったという。

再選を祝う熱烈な拍手を受け、「皆さんが何もしないなら、私が再出馬しないとは断言できない」と述べた。さらに「皆さんが『トランプは素晴らしい。我々が方法を見つけなければならない』と言わない限り」と付け加えた。

米国憲法修正第22条は、大統領職を2期務めた者の再出馬を禁じている。トランプ次期大統領は既に2017年から2021年まで1期目を務めており、来年1月の就任後4年の任期を終えれば、再び大統領になることはできない。

米政治メディア「ザ・ヒル」によると、共和党のティム・バーチェット下院議員(テネシー州)は「明らかに冗談だった」と述べた。他の共和党議員も同様に、トランプ次期大統領の発言を過度に解釈すべきでないと強調した。

一方、民主党のダン・ゴールドマン下院議員(ニューヨーク州)は声明を発表し、与野党議員全員が憲法を遵守すべきだとトランプ次期大統領の発言を批判した。

14日に憲法修正第22条を、より明確に強調する決議案を下院に提出すると予告した。同条項の「2期は通算で適用される」と指摘し、トランプ次期大統領が1期を挟んで再選しても、3選制限規定を回避できないと強調した。

先の大統領選で敗北した民主党は、同日行われた上下両院選挙でも共和党に敗れ、トランプ次期大統領と共和党を牽制するのが困難な状況に陥っている。

13日までの開票結果で、共和党は下院435議席中過半数の218議席を確保し、上院でも100議席中52議席を獲得した。

ニューヨーク・タイムズは、トランプ次期大統領の3選に関する発言が、今回が初めてではないと指摘した。2020年、ネバダ州での再選集会で「我々はホワイトハウスをさらに4年占有する。その後交渉しよう。おそらく我々にはその後の4年を得る資格があるだろう」と述べていた。

今年7月のキリスト教有権者イベントでも、再選すれば「もう投票する必要はない」と発言し、「非常に上手く修正するので、皆さんはもう投票する必要がない」と主張した。

また5月18日の全米ライフル協会(NRA)イベントでは、フランクリン・デラノ・ルーズベルト元大統領に言及し、1932年から1945年まで在任して憲法修正第22条の発効(1951年)前に4選を果たしたルーズベルト氏について、「ほぼ16年だった。彼は4選だった」と述べ、聴衆に「我々は3選と見なされるだろうか、それとも2選だろうか」と問いかけた。

引用:APNewsis
川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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