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ブラジル大統領に対する就任前の暗殺計画で5人を逮捕、大統領選で敗れた前職の側近も

佐藤美穂 アクセス  

ブラジル連邦警察は、2022年10月の大統領選で勝利後、現職のルラ大統領が就任前に彼の暗殺を企てた容疑で5人を逮捕した。

4人は特殊訓練を受けた経験もある軍人で、残り1人は警察官だという。

19日(現地時間)ブラジル連邦警察は「2022年の大統領選で法に則り当選したルラ氏の就任を阻止するため、クーデターを企てた犯罪グループを摘発した」と声明を発表した。

そして「彼らは2022年12月中にルラ大統領を殺害することを計画し、暗殺する対象をコードネームで呼び、ブラジル国旗の色にちなみ『緑と黄の短剣作戦』と暗殺計画を呼んでいた」と明らかにした。

緑色、黄色は特に保守右派政党とその支持者に好まれる色の組み合わせだ。

特に、左派路線のルラ大統領に対し、緑と黄は保守政党とその支持者に好まれる色の組み合わせだという。

ブラジルの現地メディア「G1」によると、アルキミン副大統領とモラエス最高裁判事の殺害や拘束も計画されていたという。。

一方、5人の中には2022年の大統領選でルラ大統領に敗れたボルソナロ前大統領の政権で彼の側近だったといわれる退役将軍、フェルナンデス容疑者が含まれており、他にも特殊部隊で訓練を積んだ軍の要員が関与していた可能性があるという。

現時点でボルソナロ前大統領のコメントは発表されておらず、彼が今回の計画に関与していたかどうかも不明だ。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

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