メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

北朝鮮に続きイエメンからも兵力調達に走るロシア軍、「契約書も読めない若者」を最前線へ投入

川田翔平 アクセス  

引用:EPA通信/22日(現地時間)、ロシアのクルスク州コレネボで、予備役出身のロシア兵士らが市街地をパトロールしている。

2年以上続くウクライナ侵攻で人員不足に直面しているロシアが、北朝鮮に続きイエメンからも兵士を調達しているとの報道が出た。イエメンの兵士は、フーシ反政府勢力を通じてロシアに渡り、高額な給与とロシア国籍を約束され、最前線に送られている。

24日(現地時間)、英紙「フィナンシャル・タイムズ(FT)」は、関係者の話として、ロシアが数百人のイエメン人をウクライナ戦線に投入するために募集したと報じた。報道によると、内戦が続くイエメンから来た人々は、フーシ派と関連する企業の支援を受けてロシアに到着し、彼らには高額な給与と雇用、さらにロシア国籍が約束されたという。

2022年2月にウクライナに侵攻したロシアは、同年9月に30万人の予備役動員令を発したが、その後の追加動員は控えている。ウクライナ戦争の長期化で人的損失が深刻化しているものの、国内の反戦世論を刺激しないよう強制徴集を避けている。北大西洋条約機構(NATO)のマルク・リュッテ事務総長事務総長は先月28日、「ロシア軍で約60万人にのぼる死傷者が発生し、人手不足に陥っている中、ウラジミール・プーチン大統領がさらに窮地に追い込まれている証拠だ」と指摘。また、「FT」は、北朝鮮が先月、約1万2000人の兵力をロシアに派遣したと伝え、さらにネパールやインド出身の傭兵もウクライナ軍と交戦していることを報じている。

米国のティム・レンダーキング・イエメン特使は、ロシアが詳細を明かしていないものの、フーシ派との接触を強化し、武器移転について協議していると述べた。イランと共に米国およびイスラエルと敵対するフーシ派は、同じく米国を敵視するロシアとの関係を深めている。レンダーキング特使は、「協議されている武器の種類は非常に懸念すべきもので、フーシ派が紅海やその周辺の船舶をより効果的に攻撃できるようになる恐れがある」と警告した。

イエメンのシンクタンク「サナア戦略研究センター」のマジド・アルマダジ所長は、ロシアが「紅海や中東地域において、米国に敵対的な組織に関心を持っている」と分析した。同所長は、フーシ派がロシアとの関係構築を目的に傭兵を組織したと指摘した。フーシ派の政治局員モハメド・アル・ブハイティは今月初め、ロシアのニュースサイト「メドゥーザ」に対し、ロシア指導部と政治、経済、軍事を含むあらゆる分野で関係強化に向けて連絡を取り合っていると述べた。

英国のシンクタンク・チャタムハウスのファレア・アル・ムスリミ中東・北アフリカ研究員は、ロシアに渡ったイエメン傭兵のほとんどが軍事訓練を受けていないと指摘した。同研究員は「ロシアは兵士を必要としており、フーシ派が確実に募兵を行っている。イエメンは極めて貧しい国であり、募兵が非常に容易だ」と説明した。

「フィナンシャル・タイムズ(FT)」によると、ロシアのイエメン人傭兵と接触した際、読むこともできない入隊契約書に署名したイエメン人もいるという。また、工場で働くことを期待してロシアに渡ったイエメン人が、実際には強制的に軍に徴用されたケースもあったと報じられている。

引用:AFP通信/22日(現地時間)、イエメンの首都サナアで市民らがイスラエル国旗と米国の星条旗を燃やしている。
川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • サムスンが“二度折れるスマホ”を初公開…次世代モデル「トライフォールド」に世界が注目
  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”
  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」...自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • 「北朝鮮は絶対崩れないのか?」極秘情報と脱北者証言からわかる“クーデター不可能”の現実
  • 「豚の腎臓移植で9カ月生存!」米UCLA、“遺伝子改変臓器”の実験に成功
  • 「合意内容と違う!」トランプ政権の“成果誇張外交”に日本・韓国困惑...経済同盟に深まる“信頼の亀裂”

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • タイタニック号「一等船客名簿」が競売へ…113年ぶりに姿現した遺品、その落札額は?
  • 「使い捨て容器を再使用」…インド鉄道で発覚した“衛生崩壊”、国民の怒りが止まらない
  • 信頼を裏切る“最低の犯罪”…登録者60万人の人気YouTuber、児童ポルノ所持で逮捕
  • 「未知のDNAが30%」…メキシコで公開された“宇宙人ミイラ”、人類の常識が揺らぐ

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • タイタニック号「一等船客名簿」が競売へ…113年ぶりに姿現した遺品、その落札額は?
  • 「使い捨て容器を再使用」…インド鉄道で発覚した“衛生崩壊”、国民の怒りが止まらない
  • 信頼を裏切る“最低の犯罪”…登録者60万人の人気YouTuber、児童ポルノ所持で逮捕
  • 「未知のDNAが30%」…メキシコで公開された“宇宙人ミイラ”、人類の常識が揺らぐ

おすすめニュース

  • 1
    「神の金が消えた」…ヒンドゥー教最大の聖地で発覚した“信仰の裏切り”

    トレンド 

  • 2
    「1歳の我が子にタトゥー」…賞金のために赤ちゃんを犠牲にした“最悪の親”に世界が激怒

    トレンド 

  • 3
    “無害なはずのサメ”が牙をむいた…イスラエル沖で初の死亡事故、科学界に衝撃

    トレンド 

  • 4
    「公園に集う親たち」“結婚しない子ども”に焦る…中国で広がる“相親角”という現実

    トレンド 

  • 5
    「秋になると髪が抜ける?」…それ、病気じゃなく“季節性脱毛”かもしれない

    トレンド 

話題

  • 1
    「耳のないウサギ」に届いた“やさしい奇跡”…農夫がかぎ針で編んだ“愛の耳”が話題に

    トレンド 

  • 2
    「寝室の明かり」が心臓に負担をかける?女性や若い世代で影響が大きい傾向、最新研究が報告

    ライフスタイル 

  • 3
    「もうひとりじゃないよ」…母を失った子ザルを包み込んだ妊娠中の犬、その優しさに世界が涙

    フォトニュース 

  • 4
    「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開

    フォトニュース 

  • 5
    「もう一度だけ、一緒に泳ぎたい」…沈む子を支えた母イルカの“切なすぎる祈り”

    トレンド