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2024年12月06日金曜日
ホームニュースたった5分のタバコ休憩が命運を分けた!韓国投資家、326万円分のリップル投資で経験した「予約売却の落とし穴」

たった5分のタバコ休憩が命運を分けた!韓国投資家、326万円分のリップル投資で経験した「予約売却の落とし穴」

仮想通貨「リップル」を購入後、予約売却注文を設定していた投資家が、わずか5分間で多額の損失を被ったというエピソードが注目を集めている。

22日、韓国のオンラインコミュニティ「DCインサイド」のビットコインギャラリーに「リップル事件による最大の被害者です」と題した投稿が掲載された。投稿者のA氏は、寝る前に仮想通貨「リップル」を3,000万ウォン(約326万円)分購入したと語った。購入時のリップル1枚あたりの価格は2,005ウォン(約217円)だった。

リップルは非マイニング型の仮想通貨の中で時価総額1位を記録しており、少額から投資を始めやすい一方で、価格変動が激しいことで知られる。今年は米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長と約4年間にわたる訴訟で一部勝訴したことが注目され、22日には彼の辞任報道を受けてリップル価格が急上昇した。

A氏が購入したのもこの日だった。しかし、リスク管理の一環として1,810ウォン(約200円)で予約売却を設定した。その後、タバコを吸うために席を外し、戻ってきた際には、リップルがすべて売却されたという通知がきていた。

たった5分の間に、2,005ウォンだったリップルの価格が1,810ウォン以下に急落し、予約売却が成立してしまったのだ。しかし売却直後、リップル価格はすぐに2,000ウォン台に回復した。このため、A氏の投資額3,000万ウォンは2,663万ウォン(約290万円)に減少し、約340万ウォン(約37万円)の損失を出す結果となった。

A氏は投稿で、「僕のような人がこれ以上出ないよう、皆さんの幸運を祈る。僕はここでやめる」と述べた。また、「リップルが2,000ウォンに戻っているのを見て気が狂いそうだった」と無念さを滲ませた。

さらに、「俺をトゥルーマンショーの主役に仕立ててるんじゃないよな?明日は宝くじを買いに行く」と冗談交じりで締めくくった。

この投稿を見たネットユーザーたちは、「タイミングが悪すぎる」、「本当に気の毒だ」、「これは運が悪かっただけで、誰にでも起こり得る」といった反応を示し、A氏の損失に同情を寄せた一方で、仮想通貨の激しい価格変動への注意を改めて促す声も上がった。

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