メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

中国の「国家の宝」キンシコウ、フランスの動物園に送られる!アジア外初の飼育と絶滅危惧種保護の取り組み

佐藤美穂 アクセス  

中国とフランスの国交樹立60周年を記念する友好協力プログラムの一環として、キンシコウ3頭がフランスに送られることになった。

28日(現地時間)、サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、前日に上海で中国野生動物保護協会とフランスのボーバル動物園が絶滅危惧種の保護と研究に関する協定を締結したと報じた。

フランスに送られるのは、オス1頭とメス2頭のキンシコウで、パリ南方約250kmに位置するサントニャンの動物園に入る予定だ。この動物園では既にジャイアントパンダも飼育しており、フランスの動物園として初めてアジア外でキンシコウを飼育することになる。

協定によれば、フランスで生まれたキンシコウは5歳になると中国に返され、10年後には全てのキンシコウが中国に戻ることが決まっている。

キンシコウは黄金色の毛並みと上向きの鼻が特徴的で、国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定されている。

2022年の時点で、中国の雲南省などに生息する野生の個体数は約3,800頭と推定されている。生息地は、中国中部や南西部、秦嶺山脈の森林地帯から湖北省、四川省、雲南省にかけて広がっているとされている。

中国では、このキンシコウが、ジャイアントパンダやコウノトリと並び、国家の宝として手厚く保護されている。キンシコウがフランスに到着する具体的な日程はまだ明らかになっていない。ジャイアントパンダのペアは2012年にこの動物園に貸し出され、5年後にフランス初となるオスの赤ちゃん「ユアンメン」が誕生した。2021年にはメスの双子も誕生している。ユアンメンは新型コロナウイルスの影響で中国への帰国が遅れたものの、昨年無事に帰国を果たした。

中国は1957年から1982年にかけてフランスを含む9カ国に23頭のパンダを寄贈したが、それ以降は短期貸し出しの形を取っている。今年5月5日、パリオリンピックを控えて、習近平国家主席が5年ぶりにフランスを訪問したことは、米国の中国孤立化政策の中でフランスが独自の外交方針を模索していることを象徴するとみられている。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 中国依存を断ち切れ──南鳥島レアアース試掘で日本が“資源独立”へ踏み出す
  • 「台湾を封鎖せよ!」中国軍、実弾で台湾包囲演習 陸・海・空・ロケット軍まで“全面動員”
  • 「ロシアよ、破局を選んだのか」トランプ談判前、キーウに最大級空爆
  • 「打てば反撃する」...北朝鮮が“長距離巡航ミサイル”発射!金正恩「核戦闘力を無限に強化」
  • 「台湾有事なら中国側に立つ」ロシアが示した“参戦含み”の危険な一線
  • 「いい加減、言うことを聞け!」トランプ、ベネズエラ原油“隔離”で圧力強化か

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • いま世界で最も熱い場所は台湾か──中国、1.7兆円の武器売却に“本気で激怒”し米防衛産業を制裁
  • いまだにChatGPT?それ、もう古い──グーグルGeminiが静かに“覇権交代”を狙い始めた現実
  • 「中国締め出しの最大受益国か?」総輸出85%が“無関税”維持!トランプ関税で“最も得した国”の正体
  • 停戦は目前、それでも崩れる可能性──トランプが認めた“最後の難題”

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • いま世界で最も熱い場所は台湾か──中国、1.7兆円の武器売却に“本気で激怒”し米防衛産業を制裁
  • いまだにChatGPT?それ、もう古い──グーグルGeminiが静かに“覇権交代”を狙い始めた現実
  • 「中国締め出しの最大受益国か?」総輸出85%が“無関税”維持!トランプ関税で“最も得した国”の正体
  • 停戦は目前、それでも崩れる可能性──トランプが認めた“最後の難題”

おすすめニュース

  • 1
    「ゴキブリも薬も一気飲み」奇食動画が炎上、中国SNSがついにアカウント削除

    気になる 

  • 2
    : メッセージの言葉で性格が透ける?リバプール大研究が示した初期サイン

    気になる 

  • 3
    血を洗って若返る?ハリウッド富裕層が殺到した超高額血液施術

    気になる 

  • 4
    AI生成合成画像の被害者なのに退学処分、13歳少女を巡る米中学校の判断に波紋広がる

    気になる 

  • 5
    「ごはんより作戦?」器の前で子犬が送った“最強の視線”

    フォトニュース 

話題

  • 1
    成人向け大手サイトで有料会員2億人規模の流出疑惑、匿名性は守られたのか

    気になる 

  • 2
    車椅子で搭乗した89歳高齢者、離陸直前に死亡判明 空港と航空会社の責任は

    気になる 

  • 3
    日産「エクステラ復活」内燃機関のみはなし、HEVかPHEVか“決断未定”が焦点に

    モビリティー 

  • 4
    息子が仕掛けた二度の毒蛇、保険金を狙った計画殺害か

    気になる 

  • 5
    「RAV4がガソリン廃止」トヨタHV一本化で値下げ、北米発の価格戦争が始まるのか

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]