オーストリアで発生した「総額11億円規模」の追突事故
オーストリアでフェラーリ2台、マクラーレン1台、ベントレー1台など高級スーパーカー4台を巻き込む連鎖追突事故が発生した。これらの車両の総額だけで600万ポンド（約11億4,313万円）に達するとされる。
イギリスのデイリー・メールなどの報道によれば、10日午後2時40分頃、オーストリア・チロル州プンツ近郊の山道で、事故が発生したという。フェラーリ812スーパーファスト（44万7,000ポンド・約8,518万円）がラ・フェラーリ（400万ポンド・約7億6,217万円）の後方を接近して走行中、急カーブで衝突したことが発端となった。この衝突により、その背後を走っていたマクラーレン・エルバ（140万ポンド・約2億6,676万円）とベントレー・コンチネンタルGTC（19万2000ポンド・約3,658万円）も次々と追突する事態となった。
事故の結果、ラ・フェラーリが最も深刻な損傷を受け、フェラーリ812スーパーファストは車両前方が大破した。一方、ベントレーとマクラーレンは目立った損傷はなかったという。運転者らは40～52歳のスイス・グラウビュンデン州出身者と判明した。今回の事故による人的被害は報告されていない。警察は、安全距離の不保持を含む事故の詳細な原因を調査している。
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