メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

離婚即収監、北朝鮮の「恐婚社会」…家庭内暴力の被害者まで罰する歪んだ制裁システムの全容

川田翔平 アクセス  

引用 : ニュース1
引用 : ニュース1

北朝鮮当局は、社会秩序の安定を図るため、人民裁判所で離婚判決が下された夫婦を即座に労働鍛錬所へ移送し、強制労働をさせると報じた。

16日、自由アジア放送(RFA)は「コロナ禍により民生が悪化した2020年から離婚が急増したため、北朝鮮当局は社会の縮小版である家庭の崩壊に対応するため、離婚した夫婦を労働鍛錬所に収監するという異例の措置を指示したとされる」と伝えた。

両江道のある情報筋はRFAに「人民裁判所で離婚判決を受けた12名が判決直後に軍の労働鍛錬所へ移送された」と述べ、「昨年までは夫婦が離婚した場合、先に申請した側のみが労働鍛錬所送りとなっていたが、今月からは離婚した夫婦双方が労働鍛錬所に送られる」と語った。

この情報筋は「幹部が離婚すれば出党や免職処分、一般人なら1~6月間の労働鍛錬所での強制労働が課される」と述べ、結婚3年で離婚した自身の弟の例を挙げた。「妻が先に離婚申請書類を裁判所に提出し離婚が認められたが、申請した妻は6月、弟は1

月、労働鍛錬所での処罰を受けた」と説明した。

離婚を理由に労働鍛錬所に収監された経験のある別の情報筋は「軍の労働鍛錬所には離婚判決で収監された男女約30名がいたが、女性の収監期間の方が長かった」と述べ、「生活苦による夫婦間の葛藤で夫が妻に暴力を振るうケースが多く、妻が先に離婚を申し立てるケースが多いため、離婚した男性より女性の方が長期収監される傾向にある」と説明した。

つまり、家庭内暴力など離婚の原因が誰にあるかを問わず、離婚を先に申し立てた側がより長期の収監処分を受けるということだ。ただし、3歳未満の子供がいる場合は、労働鍛錬所に収監されず、毎朝労働鍛錬所に出向き、夕方6時まで強制労働をこなした後に帰宅するという。

この情報筋は「当局が生活問題を解決せず、労働鍛錬所への収監という方法で離婚を抑制し続ければ、結婚を諦める若者が増え、少子化問題が悪化し、より深刻な社会問題に発展するだろう」と懸念を示した。

統一部が昨年2月に発刊した「北朝鮮経済・社会実態報告書」によると、北朝鮮脱出住民(脱北者)2,432名のうち、離婚経験があると答えた割合は25.9%に達するという。このうち女性は28.7%で、男性の15.2%を大きく上回っている。しかし、社会文化的に依然として離婚に対する否定的な認識があり、不利益を被る可能性があるため、実際の離婚率はさらに低いと分析されている。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」...台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 中国メディアが挑発!「琉球は中国の属国だった」と沖縄歴史を勝手に再解釈
  • 米国、麻薬船2次攻撃で“戦争犯罪”疑惑浮上!ヘグセス長官の“全員殺害指示”報道で党内亀裂
  • 「投資家の避難先か、プーチンの武器庫か」...金が“戦争”を動かす!世界が知らぬ金の“二面性”
  • 「自衛隊、NATO訓練に初参加!」 空挺部隊司令官自ら降下、米英伊と“共同作戦”
  • 「プーチンの空騒ぎか?」終戦交渉前に“ポクロフスク占領”誇示も実態は不明

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • 少女がガラス越しにキスすると、巨大なライオンが“反応”した
  • 暖かい床でとろけていた“5きょうだい”子犬たちの、その1年後
  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」…台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 「ボクだって心は赤ちゃんなの!」ベビーカーの子を見た巨大ワンコが見せた“可愛すぎる反応”

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • 少女がガラス越しにキスすると、巨大なライオンが“反応”した
  • 暖かい床でとろけていた“5きょうだい”子犬たちの、その1年後
  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」…台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 「ボクだって心は赤ちゃんなの!」ベビーカーの子を見た巨大ワンコが見せた“可愛すぎる反応”

おすすめニュース

  • 1
    「おばあちゃん、死なないで...!」飼い主の脳出血を察知し、ゴロゴロ警告 “嫌われ者”から命の恩人に昇格!

    フォトニュース 

  • 2
    「飛行可能時間はわずか3分」世界で最も弱い戦闘機の現実

    フォトニュース 

  • 3
    「時速80キロで迫る逆走車!」長岡で逆走車と“正面衝突寸前”の恐怖体験

    フォトニュース 

  • 4
    「戦争の火種をまく中国」日台間を横断した“危険無人機”に日本が断固たる鉄槌

    フォトニュース 

  • 5
    「南海トラフがついに限界か」小さな前震すら出ない“最悪の兆候”

    トレンド 

話題

  • 1
    「無敵」米空母を倒す‟唯一の攻略法”

    フォトニュース 

  • 2
    「仕事でイライラして...」ペットボトルに“自分の尿”を入れ、コンビニに陳列!購入客の通報で26歳男を逮捕

    トレンド 

  • 3
    【激務予想】1千万円で「完璧な繁殖者」募集?79歳の億万長者が“公開婚活”も過酷すぎる条件が話題!

    トレンド 

  • 4
    G-DRAGON、香港火災事故に寄り添いステージ構成を変更…パフォーマンスで被災者を追悼

    エンタメ 

  • 5
    約1万3,000人と再会…人気俳優ソン・ガン、除隊後初の日本ファンミーティングで会場を魅了

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]