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「銃を持つ修道女」として知られたジョアン・ピアース・ミスコ氏、FBI初の女性捜査官として功績を残し83歳で永眠

太恵須三郷 アクセス  

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

元修道女で、アメリカ連邦捜査局(FBI)史上初の女性捜査官の一人となったジョアン・ピアース・ミスコ(Joanne Pierce Misko)氏が死去した。享年83歳だった。

英紙「テレグラフ」と「ワシントン・ポスト(WP)」によると、ミスコ氏は先週、ニューヨーク州ナイアガラ郡ウィットフィールドの病院で肺感染症により亡くなった。「銃を持つ修道女」として知られたミスコ氏は、1908年の設立以来男性捜査官のみを採用していたFBIが1972年に初めて選抜した二人の女性捜査官の一人だった。

結婚前の名前がジョアン・アイリーン・ピアースだったミスコ氏は、1941年1月7日にナイアガラの滝があるニューヨーク州ナイアガラ郡で生まれた。1960年にアメリカ・バッファローで「慈悲の聖母」修道会に入会し修道女となり、大学で社会教育学と歴史学の学位を取得後、カトリック系高校で歴史を教えていた。

しかし、1970年に修道会を去り、その年3月にはワシントンのFBI訓練アカデミーの研究員として就職した。この決断には、教職時代に学校を訪れたFBIの採用担当者との会話が大きな影響を与えたという。当時、女性はFBI捜査官にはなれなかったが、事務職や研究職には就くことができた。

その2年後の1972年、ミスコ氏に念願のFBI特別捜査官になる機会が訪れた。男性捜査官にこだわっていたJ・エドガー・フーヴァー長官の死後、FBIが初めて捜査官募集で女性の応募を認めたためだ。すぐに応募したミスコ氏は、元女性海兵隊員のスーザン・ローリー・マローンと共に「修道女と海兵」と呼ばれ、バージニア州クアンティコにあるFBIアカデミーで14週間の厳しい訓練を受けた後、正式なFBI捜査官となった。

その後、セントルイスを皮切りにピッツバーグ、ワシントン、マイアミなどで様々な事件を担当し、1994年に「最も長くFBIに在籍した女性捜査官」として記録を残して退職した。

しかし、ミスコ氏は1980年代に幹部職に何度か挑戦したものの不成功に終わり、退職後には性差別を主張して米司法省を相手に訴訟を起こした。この訴訟は和解で終結し、和解金額は公表されなかった。

1981年に同僚のFBI捜査官マイケル・ミスコ氏と結婚し、FBI退職後は銀行の保安担当として働いた。夫のマイケル氏は、2021年に他界したとテレグラフは伝えている。

太恵須三郷
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