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メキシコ政府、銃器の自主返却者に最大20万円の報奨金を提供、新制度を導入した狙いとは

荒巻俊 アクセス  

メキシコ政府が、自主的に銃器を返却する人々に最大1,300ドル(約20万円)を提供する計画を立てている。

8日(現地時間)、AFP通信によると、メキシコの国家官報には、教会に設けられた回収拠点で武器を返却する人々に提供される財政的インセンティブに関する案内が掲載された。

この案内によると、返却された銃器に応じて、リボルバーは8,700ペソ(約6万7,180円)、AK-47ライフルは2万5,000ペソ(約19万3,051円)、機関銃は2万6,540ペソ(約20万4,943円)が支給される。

メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は「人々が自発的に武器を返却できる教会のロビーのような場所を設け、銃器の放棄を促すために経済的インセンティブを提供する」と述べ、「メキシコシティでこの制度を実施した際、大きな成果があった」と語った。

メキシコは、数十億ドル(数千億円)規模の違法麻薬取引に関連する暴力犯罪に苦しんでいる。

国家統計研究所の予備データによると、2023年にメキシコで発生した殺人事件3万1,062件のうち70%が銃器に関連していた。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

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