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「家に帰りたいけど…ここで暮らしたい」ウクライナで捕虜となった北朝鮮兵、尋問で明かした戦場の実態と帰国への思い

川田翔平 アクセス  

引用:Newsis
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ウクライナで捕虜となった北朝鮮軍は、訓練のつもりで来たと語り、どこに行くのかも知らされず戦場に連れて来られたと告白した。さらに「ここ(ウクライナ)に住みたい」とも述べた。これは、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が「X」(旧ツイッター)に投稿した、捕虜となった北朝鮮軍2名を尋問する動画の内容だ。

ゼレンスキー大統領は12日(現地時刻)、ロシアに拘束されているウクライナ兵と引き換えに、捕虜の北朝鮮軍を解放する用意があると明らかにした。同時に、北朝鮮軍捕虜の尋問内容を含む動画もXに投稿した。ゼレンスキー大統領は、北朝鮮に向けたこの「提案」をSNSに英語、ウクライナ語、ハングル(韓国語)で掲載した。

ウクライナ情報機関の保安局(SBU)も11日(現地時刻)、捕虜となった北朝鮮軍2名の映像をSNSで公開した。捕虜の尋問を捉えた動画では、韓国語を話す男性が通訳を務めていた。映像では、手に包帯を巻き、ベッドに横たわった北朝鮮軍兵士が「今、ここがどこか分かる?」、「ウクライナと戦うことを知っていたのか?」との質問に無言で首を横に振った。

「指揮官は、誰と戦うと言っていたのか」との問いに、この兵士は「訓練を実戦のようにすると言われました」と答えた。捕虜となる前の状況について、この兵士は「1月3日に(前線に)出て、仲間が死ぬのを見て防空壕に隠れていたが、5日に負傷して(捕まった)」と説明した。

北朝鮮に帰りたいかと尋ねられると、この兵士はためらいながら「ウクライナの人々は、みんな良い人ですか?」と聞き返した後、「ここに住みたい」と述べた。できる限りここで暮らせるようにすると告げられると、この兵士は「家には帰してくれないのですか?」と尋ね、家に帰りたいかという質問には「行けと言われれば行くけど…」とはっきりしない返答をした。ウクライナに残るよう言われたら残るかと尋ねられると、頷いた。

引用:Newsis
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顎に包帯を巻いたもう一人の北朝鮮軍兵士は、北朝鮮に帰りたいかという質問に頷いた。北朝鮮にいる家族が、自分の居場所を知っているかという質問には、首を横に振った。

先に海外メディアは、SBUからの情報を引用し、捕虜となった北朝鮮軍がそれぞれ20歳と26歳の若い兵士で、キーウに移送され尋問を受けていると報じていた。韓国の国家情報院は同日、ウクライナ軍が9日、ロシアのクルスク戦線で北朝鮮軍2名を捕らえた事実を確認し、北朝鮮軍は戦闘中に「相当な兵力損失」があったと証言したと明らかにした。

ウクライナと西側の分析によると、約1万1,000人の北朝鮮兵が、クルスク前線に配置されており、ロシアは北朝鮮軍の存在を確認も否定もしていない。先にSBUは、韓国の国家情報院と協力する韓国人通訳の支援を受け、尋問が行われていると明らかにした。

川田翔平
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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