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「生き証人」を消す北朝鮮軍の闇 ウクライナ軍が負傷兵2名を拘束、偽装身分証で発覚した新事実

川田翔平 アクセス  

引用:ニュース1
引用:ニュース1

ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は11日(現地時間)、ロシアのクルスク州で負傷した北朝鮮軍兵士2人を拘束し、現在取り調べ中だと明らかにした。

ゼレンスキー大統領は自身のテレグラムに投稿した文章で、この2人の北朝鮮軍兵士が負傷状態でウクライナの首都キーウに移送され、現在ウクライナ保安庁(SBU)が取り調べを行っていると述べた。

ゼレンスキー大統領はクルスク州での捕虜の確保が困難である状況に触れ、北朝鮮軍とロシア軍が北朝鮮軍の参戦事実を隠蔽するため、負傷した仲間を処刑して証拠隠滅を図っていると付け加えた。

ゼレンスキー大統領は捕虜となった北朝鮮軍兵士の実名は明かさなかったものの、複数の写真を公開した。

北朝鮮軍兵士が所持していた身分証は偽造されたものとみられる。

北朝鮮軍兵士の1人は、軍用身分証に1994年生まれのアントン・アリューキンという名前で登録されていた。この身分証はシベリア南部のトゥヴァ共和国で発行されたものだ。

これまでにも、トゥヴァ共和国の軍用身分証がロシアに派遣された北朝鮮軍の偽装身分証として使用された事例が複数確認されている。

ウクライナが北朝鮮軍を捕虜にしたのは今回が初めてではない。

先月も北朝鮮軍兵士1人が捕虜となったが、重傷のため1日で死亡したと伝えられている。

ゼレンスキー大統領はその後も、負傷した北朝鮮軍兵士数名をウクライナ軍が捕虜にしたが、全員が重傷により死亡したと発表している。

一方、北朝鮮は昨年ロシアに軍隊を派遣した。11月から1万1,000人以上の北朝鮮軍がロシア西部のクルスク州に配備され、戦闘に参加しているという。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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