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首相会見で「蟻を踏むか」と質問した記者の正体とは 100回以上の個展を開催するアーティストが仕掛けた「政治的寓話」

佐藤美穂 アクセス  

イタリアのジョルジャ・メローニ首相に対し、ある記者が奇妙な質問を投げかけ、話題を呼んでいる。メローニ首相は、9日(現地時間)、ローマにある首相官邸「キージ宮殿」で少し遅れたが、年末恒例の記者会見を開催した。

20日に迫るドナルド・トランプ次期大統領の就任を前に、国内外の様々な課題について質疑応答が行われる中、ある記者が突如「蟻を踏むことはありますか?歩くときに蟻に気を使いますか」と尋ねた。そして、「祖母がいつも私に言っていた言葉を思い出しました。『蟻を踏むと雨が降る』というものです」と続けた。この真剣な雰囲気を壊す奇抜な質問に、会見に参加していた記者たちの間で笑いが巻き起こった。

質問を聞いて一瞬固まったメローニ首相は、すぐに笑みを浮かべて「さあ、私にもわかりません。お手上げですね」と応じ、「外で蟻を踏んでしまうかもしれません。見えれば踏まないようにしていますが、常に蟻が見えるわけではありません」と続けた。そして「これで答えになっていますか?何と言えばいいのか困ります。これからはもっと気をつけます」と付け加えた。

この質問をしたのは、イタリアの映像ニュース専門メディア「ビスタ通信」の記者兼編集長、アレアンデル·ヤクフナギエフ氏だ。ブルガリア生まれの彼は、型破りな質問を投げかけることで知られ、現地紙「コリエーレ・デラ・セラ」で紹介されている人物である。2022年12月29日にメローニ首相の就任初年を記念して開催された年末恒例の記者会見でも、哲学的な質問をして注目を集めた。その際、彼はメローニ首相に「首相の時間は循環的ですか、それとも直線的ですか」と尋ね、この質問は会見に出席していた他の記者たちの笑いを誘い、メローニ首相も困惑した表情を見せた。

イタリアのメディアやSNSでは、今回のヤクフナギエフ記者の質問について様々な解釈が飛び交った。一部では蟻を「国民」、雨を「指導者の失脚」に例え、国民を抑圧すれば指導者は権力を維持できないという意味が込められているのではないかと指摘する声もある。ヤクフナギエフ記者は会見後、質問の意図について「オープンエンドの質問だ」とし、「首相の答えが質問の意味を完成させる」と説明した。また、彼は単なるジャーナリストにとどまらず、画家、彫刻家、パフォーマンスアーティストとして活動しており、これまでに100回以上の個展を開催した多才な人物でもある。彼の芸術的感性が、記者としての独特な質問や視点に影響を与えているのだろうと「コリエーレ・デラ・セラ」は分析している。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

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