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日本が圧倒する腕時計とかつらの対中国輸出市場、輸出額世界2位に北朝鮮が浮上

佐藤美穂 アクセス  

腕時計の対中国輸出1位の日本、価格は北朝鮮の14倍…北朝鮮は中国向け委託加工輸出

かつらも対中国輸出1位…1kg当たりの価格はバングラデシュやミャンマーの半額

昨年、北朝鮮の対中国腕時計輸出額が世界2位を記録したことが判明した。

「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」放送は今月1日、中国税関総署が最近公開した貿易データに基づき、昨年の北朝鮮の腕時計輸出額が1,627万8,000ドル(約25億2,838万円)に達し、12か国中2位を占めたと報じた。

1位は日本(1億2,000万ドル・約186億円)、3位はスイス(587万ドル・約9億1,172万円)だった。

VOAによると、北朝鮮は2017年以降、国際社会の制裁で石炭や繊維など主要輸出品の販路が閉ざされたため、制裁対象外の腕時計の対中輸出を大幅に増やした。2019年に4,918万ドル(約76億円)を記録した北朝鮮の対中腕時計輸出額は、コロナ禍で一時中断後、2023年に約405万ドル(約6億2,904万円)まで回復し、昨年はその4倍に増加した。

ただし、昨年北朝鮮が中国に輸出した腕時計は1億3,688万個で、1個当たりの価格はわずか11セント(約17円)だった。これは日本(1ドル47セント・約227円)やスイス(3ドル42セント・約528円)の14分の1から34分の1という著しく低い水準にある。中国人10人に1人が着用できる量の腕時計を販売したが、安値販売のため得られた収入は200万ドル(約3億円)に満たない計算になる。

この北朝鮮のビジネスモデルは、最大の輸出品目であるかつらにも見られる。昨年、北朝鮮の対中国かつら輸出量は2,620トン、輸出額は1億8,021万ドル(約279億円)で、43か国中1位を占めた。かつら1kg当たりの輸出額は68ドル(約1万561円)で、バングラデシュ(132ドル・約2万502円)やミャンマー(140ドル・約2万1,744円)の約半分にとどまっている。

佐藤美穂
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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