メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

築50年超えのインフラが急増中…八潮市シンクホール事故で浮き彫りになった全国のインフラ危機

竹内智子 アクセス  

先月28日、埼玉県八潮市で発生したシンクホールが、上下水道や道路など「インフラ施設」の老朽化と維持管理の問題を浮き彫りにしている。5日、朝日新聞の報道によると、築50年以上のものが多く、適切な管理が不可欠だが、人手と資金不足により重大事故につながる恐れが高まっているという。

八潮市のシンクホールは、道路下を通る直径4.75mの大型下水管が破損されたことで水が漏れ、地盤が弱くなって発生したとみられる。当初、シンクホールの直径は約10mだったが、周辺に新たな穴が生じ、それらが合流し、幅40m、深さ15m程度まで拡大したという。事故により道路を走行中のトラックが転落し、70代の運転手の救出作業が続けられているが、現時点での成果は上がっていない。

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

朝日新聞の報道では「(八潮市のシンクホールは)下水道の損傷が原因とみられる」とし、「インフラの老朽化と維持管理の問題は下水道に限らない」と指摘した。同紙によると、道路や上下水道などのインフラの多くは高度経済成長期に整備された。車両用の道路橋73万基のうち、50年以上経過したものは2023年時点で約37%、40年以上は75%に達する。約1万2,000基のトンネルはそれぞれ25%、52%に達し、約74万㎞の水道管は9%、41%となっている。

インフラ管理主体の能力にも課題がある。日本は2012年に9人が死亡した山梨県の笹子トンネル事故を受け、橋やトンネルなどのインフラを5年に1度点検することを義務付けた。これにより、道路橋6万基が修繕などを要すると判定されたが、2023年末までに、約20%が対策すら実施されていない状態だ。この背景には、財政難や人手不足に直面している多くの自治体の存在がある。特に小規模自治体の状況はより深刻だ。

朝日新聞は「小規模自治体の担当者からは『予算が限られる上、専門知識を持つ技術者を募集しても民間より給与が低いため集まらない。利用者の少ない箇所は後回しにせざるを得ない』との声が聞かれる」と伝えた。管理主体の能力差も顕著で、国や都道府県はインフラ点検用のドローンなどの最新設備をほぼ整備しているが、市区町村では38%(2021年時点)にとどまっている。

千葉大教授の丸山義久は朝日新聞に対し「政府は(インフラ)点検や修繕が遅れている自治体への支援拡大と、技術革新への投資強化が必要だ」と強調した。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」...自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • 「北朝鮮は絶対崩れないのか?」極秘情報と脱北者証言からわかる“クーデター不可能”の現実
  • 「豚の腎臓移植で9カ月生存!」米UCLA、“遺伝子改変臓器”の実験に成功
  • 「合意内容と違う!」トランプ政権の“成果誇張外交”に日本・韓国困惑...経済同盟に深まる“信頼の亀裂”
  • 「米中露、核実験競争再燃か」...習近平、“新疆ロプノール核実験場”を再建!
  • 「史上最悪デザイン」からの反乱!iPhone17、注文殺到でクックCEOも絶句

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • 「もう二度と働かない」と退職した男、1年半後に“出勤”を決意した理由
  • 「おやつ買って!」かわいくお願いしてきた“あの子”を、家族に迎えるまでの物語
  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」…自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • “偽軍人”に化けた配達員、女性医師に暴行!SNSで巧妙に接近か

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • 「もう二度と働かない」と退職した男、1年半後に“出勤”を決意した理由
  • 「おやつ買って!」かわいくお願いしてきた“あの子”を、家族に迎えるまでの物語
  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」…自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • “偽軍人”に化けた配達員、女性医師に暴行!SNSで巧妙に接近か

おすすめニュース

  • 1
    「幼少期の腸内細菌が将来の不安とうつを左右する!」UCLA研究が明らかにした、腸と脳の驚きの関連性

    ヒント 

  • 2
    「最強のはずが…」テスラ『サイバートラック』、わずか2年で10度目のリコール

    トレンド 

  • 3
    「命を懸けて痩せろ!」“50キロ減でポルシェ”ダイエット企画に批判殺到

    トレンド 

  • 4
    「うちの子のちょっと変わった癖」犬の幼稚園で“友達をなでて歩く”ルビーが話題に

    フォトニュース 

  • 5
    「注文と違うじゃないか!」ベジタリアンメニューに“肉混入”で客激怒、店主と射殺

    トレンド 

話題

  • 1
    「編集室から脱出できないアーティスト」カン・スンユン、理想が高すぎて睡眠ゼロ説

    エンタメ 

  • 2
    「JR東海まで落とした男たち」ゼベワン、広告も番組も日本制圧中

    エンタメ 

  • 3
    「完全体は口だけ」EXO、年末も6人+訴訟3人のまま

    エンタメ 

  • 4
    「やめてって言われる女優」チャン・ヘジン、ハイテンションすぎてマネージャー悲鳴

    エンタメ 

  • 5
    「10%でここまで揉める?」EXO-CBXとSMの“細かすぎる仁義なき戦い”

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]