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春節で魅せた完璧な群舞から即完売へ!中国産ヒューマノイドが示す「ロボット覇権」の現実味

竹内智子 アクセス  

中国中央テレビ(CCTV)の春節(旧正月)ガラショー「春晩」で、人間のダンサーと共に完璧な群舞を披露し話題となったヒューマノイドロボットが、販売開始直後に即完売した。現地メディアによると、中国のロボットベンチャー企業の「Unitree」は12日、中国のEC(電子商取引)大手「京東(JD.com)」でヒューマノイド「G1」と「H1」の予約販売を開始した。

先月、世界最大の家電・IT展示会「CES 2025」で一般公開されたG1の価格は9万9000元(約207万円)、春晩のガラショーでダンスパフォーマンスを披露したH1の価格は65万元(約1,360万円)に設定されたが、一部で6万5000元(約136万円)と誤記されるケースもあったという。予約購入者にはG1が45日以内、H1が60日以内に配送される予定だが、販売開始直後に完売した。

先月29日に開催された春晩では、UnitreeのH1が16体、人間のダンサー16人と共にステージに登場し、中国の伝統舞踊の高度な振り付けを難なくこなした。踊りながらハンカチを360度素早く回転させたり、空中に投げてキャッチするなどのパフォーマンスで観客を魅了した。Unitree社によると、H1はその場でバク宙をすることも可能だという。

テスラが年内に工場への導入を計画している「オプティマス」、現代自動車グループが買収したボストン・ダイナミクスの「アトラス」などに加え、中国のロボットメーカーもヒューマノイドの商業化競争に参入している。最近、AI業界に衝撃を与えた中国のAI企業「ディープシーク(DeepSeek)」に続き、中国のロボット産業の成長も顕著になっている。

グーグルもヒューマノイド競争に参戦する模様だ。産業用ヒューマノイド「アポロ」を開発中のロボットメーカー「アプトロニク」は13日(現地時間)、3億5000万ドル(約534億円)の投資を確保したと発表し、その出資者の中にはグーグルも含まれていた。昨年末には、グーグルのAI部門「ディープマインド(DeepMind)」がアプトロニクと提携し、ロボット技術を支えるAIの開発に着手した。

また、マイクロソフトやエヌビディア、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスらが投資するロボットスタートアップ企業「フィギュアAI」は、ヒューマノイド「Figure 02」をBMWの工場に導入し、顧客企業への有償納品を通じて正式な収益を得るようになった。フィギュアAIのCEO、ブレット・アドコック氏は、2029年までにヒューマノイドを10万台供給する計画を発表している。

エヌビディアは、今年のCESでロボットが人間と同等の知能を持つために必要な膨大なデータ学習を可能にする物理AI開発プラットフォーム「COSMOS」を発表した。

竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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