メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

トランプ政権、日本へ「極超音速滑空体」販売を承認 対中牽制のゲームチェンジャーを手にする

荒巻俊 アクセス  

日本に先端的HVGP能力の提供を決定

マッハ10以上で空母などを攻撃可能

回避機動により迎撃不可能と評価

防衛省、昨年米国で発射実験

2026年度の実戦配備を目指す

引用:防衛省
引用:防衛省

ドナルド・トランプ米政権が日本に新たな先端的の極超音速兵器の販売を承認した。

この兵器体系が実戦配備されれば、インド・太平洋地域で展開する中国の空母などを極超音速で打撃することができ、対中牽制のゲームチェンジャーになるものと見られる。

毎日経済の取材によると、米国防総省傘下の国防安全保障協力局(DSCA)は10日(現地時間)、日本政府に極超音速滑空体(HVGP・Hyper Velocity Gliding Projectiles)能力獲得に関する対外有償軍事援助(FMS)契約を承認した。

国防安全保障協力局が同日公開した資料によると、日本政府は米国にHVGP関連のテストと輸送支援を含む独自のHVGP能力を持つために必要な装備とサービスの購入を要請した。

国防安全保障協力局がこれを検討し、軍事販売を承認したもので、予想費用は2億ドル(約296億5,409万円)と見積もられた。

国防安全保障協力局は承認決定について「インド太平洋地域の政治的安定と経済発展の要となる主要同盟国の安全保障を強化することで、米国の外交政策の目標と国家安全保障の目標を支援する」と説明した。

また「離島の防衛能力を強化することで、現在および将来の脅威に対処する日本の能力を向上させる」と述べた。

毎日経済が確認したところ、国防安全保障協力局のウェブサイトの対外有償軍事援助承認リストで「HVGP」をキーワードで確認できる承認案件はこの日、日本を相手に下した決定が唯一であった。

これを踏まえて、米国が自国の先端HVGP能力を海外に提供する初の事例と推測される。

極超音速(マッハ5・時速6,200km以上)を基にした兵器は大きく滑空体(Hypersonic Glide Vehicle)とミサイル(Hypersonic Missile)に分類されるが、HVGPは前者の滑空体方式である。

ロケットブースターによって垂直に大気圏外付近まで打ち上げられた後、滑空体が本体から分離し、極超音速で目標に向かって突進して攻撃する仕組みだ。この技術の開発に成功した国は米国、中国、ロシアなど極めて限られているとされている。

特に滑空体は最大マッハ10以上の速度で降下し、飛行高度が弾道ミサイルよりも低く、回避機動が可能であるため迎撃が不可能とされている。地上レーダーで極超音速滑空体が探知されても、すでに対応が遅れるためだ。

日本は2018年からHVGPの研究に着手しており、2026年度から陸上自衛隊(JGSDF)への実戦配備を目指している。

昨年7月、防衛省が米国カリフォルニアで実施した滑空体実験映像の一部を公開した。国防安全保障協力局の説明のように、インド太平洋地域における中国の拡張を抑制するため、日本の極超音速兵器体系を全面的に支援する。

引用:防衛省
引用:防衛省
荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「米韓同盟の弱点露呈!」北朝鮮ハッカー、“韓国独自ワード”の脆弱性を悪用、10年間長期潜伏
  • 「ウクライナ戦争がきっかけ?」北朝鮮とロシア、“1.3kmの新道路橋”で密輸・貿易拡大か
  • 「理想の同居人、月7万円から!」家事も雑談もこなす“AI家政婦ロボ”登場、米国で早くも注文殺到
  • 「拘束しておいて理解?」ジョージア州知事、“トランプ氏は韓国人技術者ビザの重要性を理解”と主張
  • 「もっと早く月に行ける!」スペースX、NASAの批判に“スターシップ単独ミッション”で反撃…米中‟月争奪戦”が過熱
  • 「経済政策に不満爆発!」トランプ氏、就任1年もたたず支持率急落…“中間選挙惨敗”の現実味が増す

こんな記事も読まれています

  • ボルボ、初の電動旗艦「ES90」発表 NVIDIA搭載で新時代へ
  • ブルーノ・マーズ、華麗な舞台裏に響くエンジンの旋律 感性で満たされた“走るミュージアム”
  • トヨタ新型「カムリGT-Sコンセプト」登場…合理を超えた感性の“スポーツセダン”
  • 名前だけで40種類!?「ADASの呼び名」がメーカーごとにバラバラな“本当の理由”
  • EXOファンミーティング、先行販売で完売!その裏に潜む驚愕の事情とは?
  • 『憎たらしい愛』で見せるイ・ジョンジェの新たな魅力「驚くほどかわいい」
  • 「離婚なのにPPL」…国民的男性歌手に「偽装離婚説」が浮上
  • キム・ヘス、「2025 MAMA AWARDS」2日目のホストに決定…パク・ボゴムに続きフィナーレを飾る

こんな記事も読まれています

  • ボルボ、初の電動旗艦「ES90」発表 NVIDIA搭載で新時代へ
  • ブルーノ・マーズ、華麗な舞台裏に響くエンジンの旋律 感性で満たされた“走るミュージアム”
  • トヨタ新型「カムリGT-Sコンセプト」登場…合理を超えた感性の“スポーツセダン”
  • 名前だけで40種類!?「ADASの呼び名」がメーカーごとにバラバラな“本当の理由”
  • EXOファンミーティング、先行販売で完売!その裏に潜む驚愕の事情とは?
  • 『憎たらしい愛』で見せるイ・ジョンジェの新たな魅力「驚くほどかわいい」
  • 「離婚なのにPPL」…国民的男性歌手に「偽装離婚説」が浮上
  • キム・ヘス、「2025 MAMA AWARDS」2日目のホストに決定…パク・ボゴムに続きフィナーレを飾る

おすすめニュース

  • 1
    「1日1杯だけで血圧も血糖値も改善!」最新研究で明らかになった、“あの飲み物”の意外な健康効果

    ライフスタイル 

  • 2
    「レヴィット報道官を街で偶然発見!」“トランプを愛してます”に返ってきた意外なひと言とは?

    トレンド 

  • 3
    「好奇心で火をつけた?」森放火のロシア人観光客、結局…

    トレンド 

  • 4
    「客の料理に尿をかけ撮影」…米レストラン従業員、“異常犯行20回超”で客が集団提訴!

    トレンド 

  • 5
    「世界初のAI大臣、83人の子を妊娠?」アルバニア首相の“衝撃発言”に国際社会唖然

    トレンド 

話題

  • 1
    「なぜ私を置いていったの?」“パジャマ姿”で捨てられた犬…5年の愛を信じてドアの向こうを見続けた

    フォトニュース 

  • 2
    「寒い夜、女性が置いていったのは“毛布”と“優しさ”だった」世界が涙した一枚の映像

    トレンド 

  • 3
    BOYNEXTDOORが作る“等身大の物語”——全曲自作で見せた新しい顔に称賛の声「成長がまぶしい」

    エンタメ 

  • 4
    「元カレを呼んでモーテルに?」3児の母の告白にスタジオ騒然…“アメリカンマインド”との言い訳も

    エンタメ 

  • 5
    新世代K-POPボーイズTWS、日本デビュー&累計再生5,000万回突破の快挙…デビュー曲「Plot Twist」が話題に

    エンタメ