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「8日間の任務から286日に…」スターライナーの不具合で宇宙滞在が延長、2名の宇宙飛行士が地球に帰還しコメント

佐藤美穂 アクセス  

ボーイングの「スターライナー」で2人の宇宙飛行士

機体の欠陥により9か月間滞在

宇宙船の不具合で足止めされ、国際宇宙ステーションで9か月間の予期せぬ「長期滞在」を強いられていた宇宙飛行士2名が、ついに地球への帰還を果たした。米海軍出身の彼らは長期任務に慣れており、前向きな姿勢で滞在生活を乗り切ったという。

19日、NASA(米航空宇宙局)の発表によると、ブッチ・ウィルモア(写真左)とスニータ・ウィリアムズ(右)ら4名を乗せたスペースXの宇宙カプセル「ドラゴン」が、米フロリダ州タラハシー近海に着水した。その後、NASAとスペースXはメキシコ湾上に浮かぶカプセルの回収に成功した。

8日間の任務予定が286日に延長されたものの、前向きな性格の彼らは予期せぬ状況を冷静に受け止め、宇宙での生活に臨んだという。ウィルモアとウィリアムズはともに退役海軍大佐で、軍務時代の長期派遣を彷彿とさせる今回の任務について「宇宙でより長く過ごすことは全く問題なかった」と語った。彼らは家族とインターネット通話で連絡を取り合うことが出来ていた。ウィリアムズの親族であるファルグニ・パンディア氏は「(ウィリアムズの)調子が良さそうだったので、あまり心配はしていなかった」とし、「彼女は帰還の準備ができていた」と述べた。テキサス州ヒューストンの教会長老であるウィルモアは、教会員たちに励ましの電話をかけていたという。しかし、家族との別離が長引いたため、ウィルモアは娘の高校最終学年次の学業を全て見逃すことになった。

ウィルモアとウィリアムズは、ボーイングのスターライナーカプセルで宇宙に向かった初の宇宙飛行士だ。それぞれ戦闘機パイロットとヘリコプターパイロット出身の2人は、昨年6月にスターライナーカプセルで国際宇宙ステーション(ISS)に到着後、8日後に帰還する予定だった。しかし、スターライナーカプセルでヘリウム漏れなど複数の不具合が発覚し、帰還計画が延期された。不具合のあるカプセルのみが地球に帰還することとなり、彼らの長期宇宙滞在が始まった。2人はISSに長期滞在中、共に宇宙遊泳も行ったという。特にウィリアムズは9回の宇宙遊泳を実施し、女性宇宙飛行士として最長の宇宙遊泳記録を樹立した。

佐藤美穂
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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