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「クジラ」が2,400BTCを追加購入 大口投資家の動きが活発化し、ビットコイン高騰

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暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の価格が過去7日間で4%以上上昇する中、大口投資家「クジラ」の動向が市場の注目を集めている。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ブロックチェーン分析企業「アーカム・インテリジェンス」によると、大口投資家「クジラ」が24日(米国時間)に2,400BTC(約2億ドル/約300億9,189万3,834円)を追加購入した。

この「クジラ」は、最近数か月間で1万1,400BTCを売却していたが、今回の購入により保有量を1万5,000BTC以上に増加し、現在の評価額は約13億ドル(約1,955億9,730万9,923円)に達している。

アーカムは「1億ドル(約150億4,594万6,917円)以上のビットコインを保有する「クジラ」が、バイナンスから2億ドル相当のビットコインを引き出した」と報告した。

この「クジラ」のビットコイン購入は5日前から始まったとされ、「クジラ」は今年2月、ビットコイン価格が8万6,000~10万ドル(1,293万9,514円~1,504万5,946円)の間で推移していた時期に一部の保有量を売却していた。

2月1日のビットコイン価格は10万4,000ドル(約1,564万7,784円)だったが、その後価格は下落し、同月28日には最安値7万8,940ドル(約1,187万7,270円)にまで落ち込んだ。

ビットコイン反発の中、機関投資家の動きが活発化

最近、ビットコイン価格は反発傾向をみせており、過去7日間で8万1,000~8万8,000ドル(約1,218万7,217円~1,324万433円)の範囲で取引され、24日には3%上昇した。これは、11日に記録された最安値7万6,900ドル(約1,157万333円)から徐々に回復する動きだ。

このような市場環境の中、別の大口投資家「クジラ」の動きも確認された。

8年間動きのなかった「クジラ」のウォレットが、22日に3,000BTC(約2億5,000万ドル/約376億1,486万7,292円))を一度に移動させたという。

アーカムは「このクジラは2017年初頭に300万ドル(約4億5,137万8,407円)相当のビットコインを保有していたが、現在の価値は2億5,000万ドル(約376億1,486万円)を超えている」と述べ、「8年間同じアドレスにビットコインを保管し続けていた」と説明した。

ブラックロック、ビットコイン保有量を拡大…ETF市場も活況

世界最大の資産運用会社ブラックロックは、ビットコインの買い増しを続けており、アーカムのデータによると、先週、同社は15件の取引を通じて4,054BTCを追加購入した。この結果、ブラックロックの総保有量は57万3,878BTCに増加し、現在の価値は50億ドル(約7,522億9,734万円)を超えている。

ビットコイン現物ETF市場でも、ブラックロックの存在感が際立っている。同社のiSharesビットコイントラスト(IBIT)は、最近5週間続いていた純流出の流れを断ち切り、ビットコインETFへの純流入額7億4,440万ドル(約1,120億202万8,851円)に達した。そのうち、ブラックロックのiSharesが5億3,750万ドル(約808億7,196万4,679円)を占めている。フィデリティのWise Originビットコインファンド(FBTC)も1億3,650万ドル(約205億3,378万6,072円)の純流入を記録した。

ビットコインだけでなく、イーサリアム(ETH)「クジラ」の動きも検知

大口投資家「クジラ」の動向に加え、イーサリアム(ETH)市場でも大規模な買い集めが確認された。ブロックチェーン分析企業ルックオンチェーンはアーカムのデータを用いて、あるイーサリアム「クジラ」が21日に7,074 ETH(約1,380万ドル/約20億7,594万3,207円)を追加購入したと報告している。

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