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トランプ「世界中が俺の尻にキスしたがってる」…共和党内から反発噴出も中間選挙は「圧倒的勝利」確信

佐藤美穂 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

共和党の議員たち、中間選挙には役立たないと反発

トランプ「私たちは圧倒的な勝利を収めるだろう」

ドナルド・トランプ米大統領が世界各国に対して貿易政策を強行するなか、こうした政策が中間選挙にはプラスにならないと反発する共和党議員に対し、「今や世界中が『俺の尻にキス(kissing my ass)』しようと電話してきている」と発言した。

米政治専門メディア「ザ・ヒル(The Hill)」によると、トランプ氏は現地時間8日、全米共和党下院選挙委員会(NRCC)が主催する資金集めディナーで演説し、自身の関税政策が今後の中間選挙において共和党の勝利に大きく貢献すると強調したうえで、こう述べた。

トランプ氏は「われわれは中間選挙で勝利する。しかも圧倒的な勝利を収めると信じている」とし、「現在進行中の関税政策は共和党にとって非常に有利に働くだろう。これは良い状況であり、歴史的な出来事になる。見ていろ」と語った。

ただし、共和党内ではトランプ氏のこうした貿易政策が中間選挙に悪影響を与える可能性を懸念する声も出ている。一部の共和党議員は、大統領が導入したすべての関税が議会の承認なしには40日後に自動的に失効するようにする超党派法案に署名している。下院ではドン・ベーコン議員が、上院ではチャック・グラスリー議員がこれを主導しているという。

これに対し、トランプ氏は「自己顕示欲の強い反抗的な共和党議員の中には『議会が交渉の主導権を持つべきだ』などと言っている」と反発し、「だが、私のように交渉できる人間は他にいない」と自信を見せた。

トランプ氏は以前から、自らの強硬な貿易政策が米国内の雇用を守り、製造業を復活させるために不可欠だと主張してきた。また、これまでの関税措置によって各国との交渉で有利な条件を引き出してきたと自賛しており、強硬姿勢が結果的にアメリカの利益につながると信じている。

さらにトランプ氏は、現在下院で220対213とわずかな差で多数派となっている共和党が、来年の選挙ではさらに議席数を拡大すると確信していると語った。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

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