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「ベンツなのに安いと思ったら…」偽装ナンバーで中古高級外車を大量流通!韓国の「飛ばし車レンタル」の実態

望月博樹 アクセス  

引用:ソウル警察庁
引用:ソウル警察庁

韓国で高価な外車をいわゆる「飛ばし車」(他人名義の車)にし、無許可でレンタカー事業に利用した一味が警察に摘発された。金銭に困窮する外国人から名義を借り、約9億ウォン(約8,999万3700円)の融資を虚偽で受けさせ、これを飛ばし車に仕立てた。

韓国のソウル警察庁・広域捜査隊は、飛ばし車の流通業者A氏とB氏、中古車販売業者C氏ら3名を詐欺、盗品等関与罪、旅客運送事業法違反、自動車登録番号標偽造等の容疑で送検したと17日発表した。これらと共謀した外国人名義借用者11名、リース車両を無断で処分した8名を含む共犯37名も詐欺及び横領等の容疑で併せて送検された。

警察によると、A氏とB氏は急場しのぎの資金を必要とする外国人を探し出し、彼らに貸金業者から車両価額を上回る金額の融資を受けさせた。融資金の一部は外国人名義借用者への謝礼として支払い、残額でC氏から中古外車を購入し、車両名義を自分たちに移転させる手口だった。彼らが外国人11名の名義で受けた担保融資の総額は約8億9,000万ウォン(約8,900万3,560円)に上る。警察は、彼らが当初から返済意思がなかったとみて、詐欺罪を適用した。

A氏らの一味は、リース車両の権利者が無断で処分する車両を入手したり、過料滞納等で運行停止処分を受けた車両に偽造されたナンバープレートを取り付けるなどして、いわゆる「飛ばし車」を作り出した。

一味はこうして入手した飛ばし車を月額80万〜100万ウォン(約7万9969円〜9万9,961円)など、市場相場を大幅に下回る価格で違法にレンタルした。ベンツSクラスなど、通常のレンタル料が月額400万ウォン(約39万9,676円)を超える高級外車も含まれていたという。一味は15名の運転者に飛ばし車をレンタルし、約2億5,000万ウォン(約2,497万9,766円)の不法収益を得た。

ソウル警察庁・麻薬犯罪捜査隊のイ・ゲヒョン・国際犯罪捜査2係長は「飛ばし車は指名手配犯の逃走や麻薬の運搬など、様々な犯罪に悪用される危険性が高い」と指摘し、「運行停止処分を受けた車両を自動で追跡・検知できるよう、防犯カメラ、駐車違反取締カメラ、駐車場入出庫システムなどと連携した取締体制の拡充が必要だ」と述べた。

望月博樹
editor@kangnamtimes.com

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