メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

バーチャルプロトコル高騰で注目集まる「AI銘柄」、投資家は分散戦略を選ぶべき?

荒巻俊 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

人工知能(AI)エージェントを基盤とする仮想資産の価格が急騰している。ただし、特定セクターの好調さにもかかわらず、アルトコインへの投資は慎重な姿勢が求められるとの指摘も出ている。

1日、仮想資産の動向を追跡するサイト「コインマーケットキャップ」によると、AIエージェントを基盤とした仮想資産の時価総額は約49億1,900万ドル(約7,154億4,642万6,034円)に達した。AIエージェントとは、従来のAIボットとは異なり、人間の介入なしに自律的に学習・計画・意思決定を行うソフトウェアで、昨年初めて仮想資産業界で注目を集めている。

上昇価格を牽引したのは「バーチャルプロトコル」だ。この日、同資産はコインマーケットキャップで1.09ドル(約159円)で取引されており、週間上昇率は80%を超えた。最近発表されたバーチャルプロトコルがAIエージェント専用のローンチパッド「ジェネシスランチ」などの上昇に寄与したとみられる。このほか、「ai16z」や「aixbt」といったAIエージェント基盤の仮想資産も、1週間で50%以上の上昇率を記録した。

こうした動きを受けて、AIエージェントが今年後半のアルトコイン市場の主要キーワードになるとの期待も高まっている。市場関係者の間では、AIエージェントを基盤とした仮想資産セクターが着実に成長するとの見方が優勢だ。

スイスを拠点とする仮想資産銀行「シグナムバンク」は、「AIと仮想資産の統合が急速に進んでいる」とし、「この分野はまだ初期段階だが、様々な触媒要因が将来的な成長ポテンシャルを支えている」と分析した。

しかし、AIエージェント仮想資産への投資熱が急速に冷める可能性を懸念する声もある。AIエージェント分野は、昨年第1四半期にも急激な価格調整を経験している。昨年末からこの分野が急浮上し、関連仮想資産が市場に溢れたことが大きい。

仮想資産分析会社「メサリ」は、「AIエージェントが『製品市場適合性(プロダクトマーケットフィット、PMF)』を証明できない場合、今年第1四半期に投機的需要がピークを迎え、その後は需要の鈍化に直面する可能性がある」と警鐘を鳴らした。暗号資産取引所バイナンスの創業者である趙長鵬(チャンポン・ジャオ)氏も「AIエージェントプロジェクトがトークン発行ばかりに注力している」とし、「本当に重要なのは、AIモデルの実用性にある」と述べた。

専門家らは「アルトコインは分散投資で臨むべきだ」と口を揃える。米国発の関税戦争の余波で世界経済の不確実性が高まっているため、アルトコインの短期的な変動性に注意が必要だと指摘する。コインマーケットキャップのアルトコインシーズン指数も、この日15を記録した。通常、この指数が25を下回ると、ビットコインが大多数のアルトコインよりも高い収益率を示すとされる。

業界関係者は「アルトコインに投資する際は、AIエージェントだけでなく、様々なセクターにポートフォリオを分散すべきだ」とし、「最近強気相場を示しているセクターほど、個別プロジェクトのファンダメンタルズ(基礎体力)を慎重に見極めるべきだ」と語った。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 【要警戒】青森県でM7.6の地震!深夜の激震に負傷者続出、余震リスクも...政府“最高警戒態勢”へ
  • 宴会場のために“安全保障を売った”――トランプ氏のNVIDIA対中輸出許可に政敵が激烈批判!
  • 「この設計考えた奴、出てこい」世界的スターがAppleのメッセージアプリに“公開処刑級クレーム”!
  • 「ロシアの脅威に全面対抗」英国、先端技術で北大西洋の防衛線を“強化総動員”へ
  • 「中国、トランプを手玉に取る」関税圧力をかわし東南アジアを“輸出拠点”化、貿易黒字は過去最大に
  • 「ステルスは塗らない時代へ!」ボーイング子会社、常識破りの“透明主翼ドローン”公開

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「中国、トランプを手玉に取る」関税圧力をかわし東南アジアを“輸出拠点”化、貿易黒字は過去最大に
  • 「ステルスは塗らない時代へ!」ボーイング子会社、常識破りの“透明主翼ドローン”公開
  • 「買い増し神話崩壊か」…テスラ株3%急落、“モルスタ格下げ”で投資家に動揺広がる!
  • 受賞スピーチで特定の共演者に言及せず…レギュラー番組降板の俳優、“スルー疑惑”を釈明「故意ではない」

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「中国、トランプを手玉に取る」関税圧力をかわし東南アジアを“輸出拠点”化、貿易黒字は過去最大に
  • 「ステルスは塗らない時代へ!」ボーイング子会社、常識破りの“透明主翼ドローン”公開
  • 「買い増し神話崩壊か」…テスラ株3%急落、“モルスタ格下げ”で投資家に動揺広がる!
  • 受賞スピーチで特定の共演者に言及せず…レギュラー番組降板の俳優、“スルー疑惑”を釈明「故意ではない」

おすすめニュース

  • 1
    母ワシ、“警告なしの急襲” 雛を狙う大蛇に一撃、崖上で起きた逆転劇

    フォトニュース 

  • 2
    米英の新型ハイブリッドが超音速時代を再起動、マッハ3の壁が崩れる

    トレンド 

  • 3
    掘削孔すべてで金検出“異例の結果”、中国が金市場を揺らす

    トレンド 

  • 4
    「その値段ならたい焼き機が買える」ルイ・ヴィトン新作が物議、文化オマージュか高級商法か

    トレンド 

  • 5
    義兄を30分外に立たせた“理由”、家族の絆が揺らぐ

    トレンド 

話題

  • 1
    「ソース瓶の中に金塊!?」中国で高齢者を狙った投資詐欺、警察の機転で未然に阻止!

    トレンド 

  • 2
    「故人への敬意を欠いている!」ひざ下が埋もれた銅像に遺族激怒、市長の呑気なSNS投稿も波紋

    トレンド 

  • 3
    「種を超えた愛!」母トラに見捨てられた子トラ、ラブラドール犬の母性で命をつなぐ

    トレンド 

  • 4
    「最後まで追いかけて刺した」...マンションの“騒音トラブル”が殺人事件に発展!

    トレンド 

  • 5
    「東京が一瞬で沈黙する地震」政府草案が示した“83兆円の破滅シナリオ”

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]