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中国海軍の次世代フリゲート”親州”が南シナ海で初の実弾訓練…ステルス性強化の”空母打撃群”中核艦、実戦配備で緊張高まる

太恵須三郷 アクセス  

引用:中国中央テレビ(CCTV)
引用:中国中央テレビ(CCTV)

中国海軍が独自開発した次世代フリゲート艦「親州(チンジョウ)」を南シナ海に初めて実戦投入し、戦闘訓練を実施した。次世代空母打撃群の中核艦とされるこの艦艇を緊張の高まる海域に展開することで、軍事的存在感を誇示する狙いとみられる。

5日、中国中央テレビ(CCTV)や英字紙「グローバルタイムズ」など国営メディアは、「親州」が前日、南シナ海の未公開海域で複数の困難な航路を通過しながら訓練を行ったと報じた。訓練では、曳航された標的を実弾で命中・沈没させるなど、実戦的なシナリオが導入された。

CCTVが公開した映像には、艦番号「555」の「親州」が主砲および11連装30ミリ近接防御兵器システムを発射する様子が映っている。訓練の強度は段階的に高まっており、航海責任者の馬海洋氏は「新しい艦体構造と装備への習熟が求められる中、乗組員は迅速な技術吸収が必要だ」と語った。

「親州」は、中国人民解放軍海軍が公開した054B型フリゲートとしては2隻目の艦艇で、初号艦「洛河(ルオフー)」は今年1月22日に山東省青島の海軍基地で就役している。

国営新華社通信によれば、054B型の排水量は約5,000トンに達し、中国が自国技術で設計・建造した新型艦だ。ステルス性の強化、戦闘指揮システムの高度化、火力統合の効率化など、複数の分野で性能が大幅に向上しており、複合的な作戦遂行と多様な軍事任務への対応力を備えているとされる。

中国の軍事専門家・張軍氏は、同艦が従来の054A型から派生した新世代のミサイルフリゲートであり、排水量や射程の拡大を通じて、空母打撃群との連携作戦、地域防空、対潜戦などに対応可能な遠洋作戦能力を有すると評価した。

また、別の軍事専門家・張学峰氏は「『親州』は世界で最も先進的なフリゲートの一つに位置づけられる」と指摘。「対潜・対艦・防空の各能力がバランスよく備えられているだけでなく、コスト効率にも優れており、大量生産に適した設計となっている」と述べた。

張氏はさらに「054B型は今後、中国海軍が多様な海洋脅威に柔軟に対応する上で中核的な戦力となりうる」と付け加えた。

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