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2025年05月25日日曜日
ホームニュース「わずか0.1%にもメス」ゼネラルモーターズ、米中関税の影響を受け中国への車両輸出を停止

「わずか0.1%にもメス」ゼネラルモーターズ、米中関税の影響を受け中国への車両輸出を停止

「経済情勢の変化に伴う構造改革」

「中国輸入事業の再編…運営の最適化」

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)が中国への車両輸出を停止すると発表した。

19日(現地時間)ニューヨーク・タイムズ(NYT)などによると、GMは同日声明を発表し、「経済情勢の重大な変化を受け、『デュラント・ギルド』を再編成し、それに伴い中国におけるGMの事業運営を最適化することを決定した」と明らかにしたという。

「デュラント・ギルド」はGMの中国内の輸入車販売プラットフォームで、GMはこれを通じてシボレーSUVのタホなど一部の米国製車種を中国に輸出・販売してきた。

ただし、GMが中国に輸出する車両はGMの中国での総販売台数の0.1%未満であり、今回の決定による影響を受ける車両は少数にとどまる。

今年第1四半期、GMは中国で44万3,000台を販売したが、これらの車両の大半は中国の製造業者との合弁事業により中国国内で生産されたものだ。

今回の決定は米中間の関税戦争と貿易の不確実性が高まる中で下された。

GMは中国内のデュラント・ギルドの従業員を解雇したと伝えられている。

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