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【株式情報】テスラの独走に「待った!」…シャオミの新型EV発表でテスラ株2.3%下落

荒巻俊 アクセス  

中国のシャオミがテスラの主力車種「モデルY」の競合車を発売するとのニュースを受け、テスラ株価が19日(現地時間)に2%超下落したと、ヤフーファイナンスなど海外メディアが報じた。

シャオミは自社の中国版SNS「ウェイボー」アカウントを通じ、22日に中型クロスオーバー電気自動車「YU7」を正式発表すると明らかにした。同モデルはテスラの「モデルY」の直接的な競合車種になると予想される。

引用:シャオミ
引用:シャオミ

こうした動きを受け、テスラ株は19日の取引を342.09ドル(約4万9,187円)で終え、前日比で2.3%の下落となった。特にテスラの主要市場である中国における新たな競合の登場が、同社の株価にマイナスの影響を与えたと海外メディアは分析している。

テスラ株は今年に入り、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏の政治活動や自動車販売台数の減少により株価が大幅に下落していた。しかし、最近ではマスク氏がトランプ政権から距離を置きテスラ経営に注力すると表明したことや、6月に発表予定のロボタクシーへの期待感から株価は上昇傾向にあった。

引用:CNET
引用:CNET

こうした動きにより、テスラ株は先週まで4週連続で上昇し、年初からの下落率を約16%まで縮小していたと分析されている。

また、テスラの先週の株価上昇には、米大手外食チェーン「チポトレ・メキシカン・グリル」の幹部であるジャック・ハートゥング氏をテスラ取締役に任命したことも影響したとヤフーファイナンスは伝えている。ハートゥング氏は、デラウェア州の裁判所により一度は無効とされた約560億ドル(約8兆503億821万円)にのぼるマスク氏への報酬案の復活に向け、一定の役割を果たす可能性があると指摘された。

テスラは今夏、米テキサス州オースティンで無人ロボタクシーの試験運行を予定している。モルガン・スタンレーのアナリストのアダム・ジョナス氏は最近、「オースティンでの車両数は10~20台程度と非常に少数になる」とし、「安全確保のため、車両は遠隔操作される」と述べた。さらに、当面はロボタクシーの運行に人間が介在する可能性があると付け加えた。

テスラのロボタクシー試験計画は、規制当局の監視により予定より遅れる可能性があると見られている。

荒巻俊
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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