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2025年06月15日日曜日
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「プーチンに圧力を倍加せよ」イタリア外相、ロシアの戦争経済に強い懸念

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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イタリアのアントニオ・タイヤーニ副首相兼外相は「私は常々、戦争は少なくとも今年末まで続くだろうと言ってきた」と述べた。

韓国メディアであるNewsisの報道によると、メキシコ訪問中のタイヤーニ外相は25日(現地時間)、イタリア紙コリエーレ・デラ・セラとのインタビューでこう語った。

また、「ロシアは産業力を大規模に武器生産へとシフトさせており、軍人は一般労働者の2倍の給与を得ている」と指摘し、「戦場には100万人の兵士がいる」と述べた。

さらに、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領への圧力を倍増させるべきだとし、「ロシアは戦争の道を断念しなければならないことを理解すべきだ」と強調した。

ロシア・ウクライナ間の捕虜交換については「前向きな兆し」と評価しつつも、戦争が間もなく終結するという誤解を避けるべきだと警告した。

続けて「我々はあらゆる方法を模索し、停戦と公正で持続可能な平和の実現に向けて努力しなければならない」として「爆撃が続く中でも現実を直視する必要がある」と語った。

欧州連合(EU)は20日、ロシアのシャドーフリート189隻などを対象とした第17弾の対ロ制裁を最終承認した。タイヤーニ外相は、ロシア経済が戦争産業に大きく依存しているため戦争の停止が困難であることを考慮すべきだと指摘した。制裁だけでは限界があるとの見方を示したものだ。

また、バチカンの外交チャンネルも維持すべきだと主張した。交渉の出発点ではなく、「交渉プロセスの終着点として適切な場所になり得る」と述べた。

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