メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

北朝鮮を野放しにするトランプ!?「親密アピール」ばかりで対北朝鮮政策「ゼロ」の危うさをCSISが警告!

梶原圭介 アクセス  

引用:X@VictorDCha
引用:X@VictorDCha

米戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ氏は29日、「トランプ政権が北朝鮮問題にほとんど関心を払わない中で『無法独裁国家』である北朝鮮はさらに強硬で挑発的になった」と指摘した。その上で、「北朝鮮との合意には、ワシントンが破格の譲歩を強いられる可能性があり、これは米国の国益を損ない、同盟国に衝撃を与える危険を伴う」と述べた。

米ドナルド・トランプ大統領は、機会あるごとに金正恩総書記との「親密な関係」を誇示し、直接対話の可能性を示唆してきたが、再登板から約4カ月が経過した現在も、対北朝鮮政策で目立った進展は見られていない。

チャ氏はこの日の論評で、トランプ大統領の復帰後も北朝鮮が計9回にわたってミサイル発射実験を行い、約15億ドル(約2,157億5,526万円)の仮想通貨を盗み取ったことなどに触れ、「政権は北朝鮮問題にほぼ無関心な状態だ」と批判した。北朝鮮はまた、ロシアのウクライナ侵攻を機に大規模な兵器・物資支援を行い、「その経験をもとに軍備を増強し、ロシアからの技術支援と軍需物資の提供により、航空・ミサイル・海軍・核戦力を大幅に強化した」と分析した。

トランプ政権は「北朝鮮の完全な非核化に尽力する」との基本方針を示してはいるものの、実質的な政策対応や措置は取られていない状態だ。さらに、外交・安保の中枢を担うホワイトハウス国家安保会議(NSC)は、内部の組織改編などで混乱が続いているとされる。

チャ氏は「北朝鮮を放置すれば、決して良い結果にはならない」とし「このままでは北朝鮮が追加の核実験に踏み切り、中国・イラン・ロシアとの連携を一層深める中で、米本土を現実的に脅かすような先端兵器を開発する恐れがある」と警鐘を鳴らした。その上で「こうした不吉な兆候を無視することは、国家安全保障をないがしろにする重大な過ちとなる」と強調した。

一方で、トランプ大統領が外交・安全保障の分野でも「アメリカ・ファースト」を最優先に掲げている点を踏まえ、「金正恩総書記との取引成立のために相当な譲歩を行う可能性がある」とし、「北朝鮮はこれまでになく有利な立場にあり、米国との合意を引き出すには破格の譲歩が求められるかもしれない」と述べた。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”
  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」...自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • 「北朝鮮は絶対崩れないのか?」極秘情報と脱北者証言からわかる“クーデター不可能”の現実
  • 「豚の腎臓移植で9カ月生存!」米UCLA、“遺伝子改変臓器”の実験に成功
  • 「合意内容と違う!」トランプ政権の“成果誇張外交”に日本・韓国困惑...経済同盟に深まる“信頼の亀裂”
  • 「米中露、核実験競争再燃か」...習近平、“新疆ロプノール核実験場”を再建!

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • 「1歳の我が子にタトゥー」…賞金のために赤ちゃんを犠牲にした“最悪の親”に世界が激怒
  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”
  • “無害なはずのサメ”が牙をむいた…イスラエル沖で初の死亡事故、科学界に衝撃
  • 「公園に集う親たち」“結婚しない子ども”に焦る…中国で広がる“相親角”という現実

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • 「1歳の我が子にタトゥー」…賞金のために赤ちゃんを犠牲にした“最悪の親”に世界が激怒
  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”
  • “無害なはずのサメ”が牙をむいた…イスラエル沖で初の死亡事故、科学界に衝撃
  • 「公園に集う親たち」“結婚しない子ども”に焦る…中国で広がる“相親角”という現実

おすすめニュース

  • 1
    【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来

    フォトニュース 

  • 2
    1億円のピカソ作品「輸送中に消失」…警察が突き止めた“意外すぎる真実”

    トレンド 

  • 3
    【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始

    モビリティー 

  • 4
    【いかれた恋心】愛人のために妻を7度毒殺しようと…息子まで巻き込んだ“狂気の父”を逮捕

    トレンド 

  • 5
    「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「会計が遅すぎる!」20代女が他の客をナイフで刺す…米ショッピングモールで衝撃事件

    トレンド 

  • 2
    ダイハツ、伝説の「ミゼット」復活…電動時代に小さな革命が始まる

    フォトニュース 

  • 3
    クマと闘った60代男性、奇跡の生還…「妻を守るため」全身で挑んだ“壮絶な死闘”の全貌

    トレンド 

  • 4
    「歩道の段差につまずいただけで11億円!?」転倒事故の女性に異例の賠償金、アメリカで波紋広がる

    トレンド 

  • 5
    「もう二度と働かない」と退職した男、1年半後に“出勤”を決意した理由

    トレンド