メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

アップルウォッチ新モデル発表…しかし「高すぎる」アップルを中国メーカーが猛追!中国の包囲網に反撃なるか

織田昌大 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

グローバルのスマートウォッチ市場で長らく独走を続けてきたアップルウォッチだが、近年は勢いを失いつつある。世界出荷台数は2年連続で減少し、台頭する中国メーカーが市場の勢力図を塗り替えつつある中、アップルは2025年下半期に新製品を投入し、反転攻勢を狙っている。

米IT専門メディア「9to5Mac」によると、今秋発表が見込まれる新型アップルウォッチは、ラインナップの刷新が予定されているという。中でも、前モデル「Apple Watch SE2」から約3年ぶりに、後継モデル「SE3」が登場するとみられている。

SE3は従来のデザインを踏襲しつつ、ディスプレイが約30%拡大される見通しだ。また、S8 SiPプロセッサを搭載し、処理性能は約20%向上するという。これは同時期に登場するとされる「Apple Watch Series 11」と同等レベルのアップグレードになるとみられている。

当初、アルミ素材をプラスチックに変更することで価格を引き下げるとの観測もあったが、素材変更計画が撤回されたとされ、価格は据え置きかやや上昇する可能性が高い。価格帯は、前モデルと同様の249ドル(約3万5,800円)前後か、iPhone SEのようにシリーズに統合され「Series 11e」として登場する可能性もある。

最上位モデルとなる「Apple Watch Ultra 3」では、血圧測定、衛星通信メッセージ機能、5G対応といったプレミアム機能の強化が見込まれている。また、watchOS 12の導入により、インターフェースやバッテリー性能の改善も期待されている。

アップルがこのタイミングで大幅刷新に踏み切る背景には、中国メーカーによる市場シェアの侵食がある。市場調査会社カウンターポイント・リサーチによると、2024年のアップルウォッチ出荷台数は前年比で19%減少。特に北米市場での不振が顕著で、それが世界シェアの低下に直結した。

販売不振の要因としては、SEモデルの新作不在や、シリーズ全体の革新性不足によって買い替えの動機が薄れたことが挙げられる。また、米国内の訴訟問題を受け、血中酸素濃度測定機能が一時停止されたことも、消費者の信頼を損なう一因となった。

一方、ファーウェイ(Huawei)やシャオミ(Xiaomi)といった中国メーカーは目覚ましい成長を見せている。ファーウェイは中国国内スマートウォッチ市場で31.9%のシェアを獲得し、アップルを抜いて1位に浮上。シャオミも前年比97.2%の成長を記録し、3位にランクインした。両社は機能と価格の両面で高い満足度を提供し、市場の裾野を急速に広げている。

特に、子ども向けスマートウォッチや、フィットネス重視の廉価モデルに強みを持ち、独自OSと自社エコシステムを武器にしたファーウェイの戦略は、高く評価されている。

現在、スマートウォッチ市場は、技術力とブランド力を前面に打ち出すアップルと、コストパフォーマンスを武器に急成長する中国勢という、二極化の構図へと再編されつつある。アップルが高価格帯市場での優位性を維持しつつ、中価格帯市場でも存在感を取り戻せるかどうかが、今後の成長を左右するカギとなるだろう。

アップルの「反撃」が功を奏するのか──注目の新製品は、9月にも正式発表される見通しだ。

織田昌大
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[IT・テック] ランキング

  • 「リスナー97%は聞き分け不能」...AI生成曲、ユニークなボイスと圧倒的歌唱力で“全米1位”奪取!
  • 後戻りできない転換点、タイムが「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にAI設計者を選んだ理由
  • 「中国寄り回答を封じ込む!」日本政府、生成AIを“思想監査” “信用できるAI”を選別へ
  • 「時価総額7兆円消失」...窮地の“アドビ”、ChatGPTと連携で“逆転の一手”!
  • AIが最初に奪う仕事は何か、MS研究が示した40職種
  • ついに登場!巨大ロボット「アーカックス」の衝撃

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

おすすめニュース

  • 1
    飲酒事故で服役中の歌手キム・ホジュン、突然浮上した“舞台復帰説”に事務所が即否定

    エンタメ 

  • 2
    31公演で130万枚、興収1億8,570万ドル Stray Kidsが打ち立てた記録…11会場でK-POPアーティスト初公演

    エンタメ 

  • 3
    親交説を否定したリーダー、10年以上の関係を示唆されたメンバーは無言…「注射おばさん」波紋の行方

    エンタメ 

  • 4
    「週13本をこなした全盛期の裏側で…」忙しさが生んだ後輩との距離感、悔いの残るエピソードを告白

    エンタメ 

  • 5
    資産10億から一夜で転落…転倒事故をきっかけに人生が一変した71歳のベテラン歌手、波乱万丈な人生を告白

    エンタメ 

話題

  • 1
    EXO、冬の定番を継ぐ新曲「I'm Home」を電撃予告…「The First Snow」の感動再び?

    エンタメ 

  • 2
    「スキンケアのため訪問しただけ」SHINeeリーダー、“注射おばさん”との親交説疑惑に釈明

    エンタメ 

  • 3
    「まだAIだと思ってる?」人気俳優イ・イギョンの暴露者が新たな投稿、DM動画公開で波紋拡大

    エンタメ 

  • 4
    純白ドレスが話題に…大人気バンドQWER・チョダン、受賞の感動と母の誕生日を重ねた近況ショット公開

    エンタメ 

  • 5
    44歳で第2子に挑戦…流産・移植を経たタレントが語るリアル妊娠事情 豊胸手術も考えた?

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]