メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

イランが中国企業を通じて弾道ミサイル800基分の原料を大量発注、核交渉提案前に契約締結…「抵抗の軸」再建へ軍事強化

梶原圭介 アクセス  

「抵抗の軸」再建を図る一環 契約は核交渉以前に締結された可能性

引用:ニューシス
引用:ニューシス

イランが中国企業を通じて弾道ミサイル製造に必要な原料を大量発注していたことが分かった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が5日、事情に詳しい複数の関係者の証言として報じた。

報道によれば、イランが注文したのは固体燃料式弾道ミサイルの推進剤の主成分である「過塩素酸アンモニウム」。今後数カ月以内に納品される見通しで、数量はミサイル約800基分に相当するとされる。

契約の締結時期は、トランプ米大統領がアリ・ハメネイ最高指導者に対して核交渉を提案した今年3月初旬以前とみられ、発注先は香港に拠点を置く企業「ライアン・コモディティーズ・ホールディングス」とされている。

「抵抗の軸」弱体化で軍事再建に注力か

イランはこれまでヒズボラやハマスなどの武装勢力を通じて中東地域で影響力を行使してきたが、2023年10月に勃発したガザ戦争以降、こうしたネットワークは大きく揺らいでいる。ヒズボラは幹部を多数失い、ハマスの戦力も著しく低下。さらにシリアでは長期政権を維持してきたアサド体制が崩壊の危機に直面し、イランの地政学的立場が一層脆弱になっている。

WSJは、イランがこうした状況下で「抵抗の軸」と呼ばれる武装勢力ネットワークの再構築を模索していると分析。弾道ミサイルの供与はその戦略の柱とみられる。

生産設備も復旧へ 中国からの調達続く

ただし、昨年のイスラエルによる空爆で、イラン国内にあった固体燃料生産設備「プラネタリーミキサー」が多数破壊されており、国内生産能力の低下が指摘されてきた。WSJはイラン当局者の話として、同国がミキサーの修復作業にすでに着手したと伝えている。

また今年初めには、中国国内でイラン船籍の貨物船2隻が1000トン超の「過塩素酸ナトリウム」を積載したまま停泊しているのが確認された。この物質は、今回発注された過塩素酸アンモニウムの製造に用いられる。

中国外務省「契約については把握していない」

国連駐在イラン代表部は本件に関する問い合わせに応じなかった。中国外交部の報道官は、該当契約についての認識を否定したうえで、「中国は一貫して輸出管理法および国際的な義務に基づき、デュアルユース(軍民両用)品目に対して厳格な管理を行ってきた」と述べた。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 【大打撃】オープンAIの「天才研究者」、中国企業に奪われる!“報酬20億円”でテンセントに移籍
  • チャーリー・カーク氏暗殺犯は「左派青年」、トランスジェンダーの交際相手と同居...殺害動機は政治的恨みか
  • 【ドローン帝国】ロシアのドローン生産量が前年の9倍に!民間工場や高校生も総動員で「一日800機」投入
  • またもや「領空侵犯」!ロシアの自爆ドローン、ルーマニア上空を50分間無断飛行...F-16も出動し緊張再燃
  • 「顔は好かないが、プーチンと会わねば」ゼレンスキー、プーチンとの“直接会談”で和平模索
  • 「また暴走か?」マスク氏、英国の極右集会で政権交代呼びかけ...“テスラ不買運動”再燃で株価急落の懸念!

こんな記事も読まれています

  • 【新型SUV】ポルシェ「Octan S」公開…マカン上位に投入される戦略的モデル、最大560ps&PHEVを採用
  • 【新コンセプト】GMCハマーHEVピーク…2ドアSUVでラングラー&ブロンコに挑戦、未来志向デザインにSNS熱狂
  • レクサス新型「IS」、3度目のマイナーチェンジを実施…大型グリルと最新安全技術で進化
  • 「新型T-ロック」フォルクスワーゲン、8年ぶり全面刷新でグループ初のフルハイブリッドを搭載
  • 【大打撃】オープンAIの「天才研究者」、中国企業に奪われる!“報酬20億円”でテンセントに移籍
  • チャーリー・カーク氏暗殺犯は「左派青年」、トランスジェンダーの交際相手と同居…殺害動機は政治的恨みか
  • 【ドローン帝国】ロシアのドローン生産量が前年の9倍に!民間工場や高校生も総動員で「一日800機」投入
  • またもや「領空侵犯」!ロシアの自爆ドローン、ルーマニア上空を50分間無断飛行…F-16も出動し緊張再燃

こんな記事も読まれています

  • 【新型SUV】ポルシェ「Octan S」公開…マカン上位に投入される戦略的モデル、最大560ps&PHEVを採用
  • 【新コンセプト】GMCハマーHEVピーク…2ドアSUVでラングラー&ブロンコに挑戦、未来志向デザインにSNS熱狂
  • レクサス新型「IS」、3度目のマイナーチェンジを実施…大型グリルと最新安全技術で進化
  • 「新型T-ロック」フォルクスワーゲン、8年ぶり全面刷新でグループ初のフルハイブリッドを搭載
  • 【大打撃】オープンAIの「天才研究者」、中国企業に奪われる!“報酬20億円”でテンセントに移籍
  • チャーリー・カーク氏暗殺犯は「左派青年」、トランスジェンダーの交際相手と同居…殺害動機は政治的恨みか
  • 【ドローン帝国】ロシアのドローン生産量が前年の9倍に!民間工場や高校生も総動員で「一日800機」投入
  • またもや「領空侵犯」!ロシアの自爆ドローン、ルーマニア上空を50分間無断飛行…F-16も出動し緊張再燃

おすすめニュース

  • 1
    「今日もやったぞ!」悪戯っ子ポメプー、悪さをしたあとの「勝ち誇りスマイル」が反則級のかわいさ

    フォトニュース 

  • 2
    「午前5時にメッセージ!?」NCT・チョンロ、ワールドツアー中でも止まらない料理への情熱

    smartnews 

  • 3
    HYBE新星CORTIS、音盤・音源チャート席巻で世界から注目…デビューアルバムで初動売上歴代4位

    smartnews 

  • 4
    日本トップ声優夫婦、結婚5年で離婚を発表…理由は生活リズムの違い?突然の報告に驚きの声

    smartnews 

  • 5
    SEVENTEENライブでハプニング発生、花火が客席に…負傷者2名 事務所が声明を発表

    smartnews 

話題

  • 1
    【NZ惨劇】幼い兄妹を殺害しスーツケース遺棄…韓国人母親が「精神異常」を理由に無罪主張

    トレンド 

  • 2
    大人気グループ・IVE、ロッキンフェス2025出陣!完璧なライブと情熱的なパフォーマンスで世界フェスを席巻

    smartnews 

  • 3
    【衝撃】小惑星リュウグウ、10億年経っても“水”が存在!地球の「水の起源」に迫る重大発見か

    トレンド 

  • 4
    トランプの「無差別」関税を風刺したスウォッチの腕時計が大人気!

    トレンド 

  • 5
    【衝撃】タレント・イ・パニ&TikTok旋風ソ・イブ、実は“母娘”だった!

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]