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韓国完全に蚊帳の外?トランプが韓国に無断で北朝鮮に親書→金正恩が受け取り拒否、韓国政府は海外メディアで知る屈辱

荒巻俊 アクセス  

米国、韓国と相談せず主導的な試み…「北朝鮮が親書受け取りを拒否」海外メディア報道

他国同様、海外メディアの報道で知る事態に

引用:YouTube

ムン・ジェイン政権時にも懸念された米朝間の直接対話による「韓国パッシング」が、イ・ジェミョン政権発足直後から現実となっている。米国が同盟国である韓国に事前通知せずに北朝鮮と直接対話を試みたため、韓国は世界の他国同様、海外メディアを通じてその事実を知る立場に置かれた。

今回の韓国パッシング懸念は、米朝間の親書を巡る問題に起因する。ドナルド・トランプ米大統領が送った親書を北朝鮮が受け取りを拒否したとの報道が出る中、ホワイトハウスは11日(現地時間)、北朝鮮の金正恩総書記との書簡交換に依然として「オープン」であると明らかにした。ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は同日のブリーフィングで「大統領は金総書記との書簡交換に引き続き前向きだ」と述べた。

先に、北朝鮮専門メディアNKニュースは、ニューヨーク駐在の北朝鮮外交官らがトランプ大統領から金総書記宛ての親書の受け取りを複数回拒否したと報じていた。これに対し、ホワイトハウスは米国が韓国との事前協議なしに北朝鮮との直接対話再開を主導的に試みたとの報道を否定しなかった。

12日午前9時は、7年前にトランプ大統領と金総書記がシンガポールで初の首脳会談を行った日に当たる。トランプ大統領はこの時期に合わせて事前に親書を送ったとみられる。トランプ政権1期目の2017年から2021年の間に、米朝間では3回の首脳会談が開催された。

専門家らは、親書の送付がトランプ政権1期目と同様に、金総書記との直接対話への関心を示すものだと分析している。トランプ大統領が「美しい手紙」と呼んだ書簡も過去に何度か交わされている。

北朝鮮が親書の受け取りを拒否したのは、ウクライナ戦争でロシアに派兵まで行い、血盟に近い北朝鮮・ロシア関係を築いたため、現時点で米朝対話自体の必要性をそれほど感じていないと判断した可能性が高い。

韓国政府は困惑した立場を表明した。外交部のイ・ジェウン報道官は12日、海外メディアの報道に関して「関連事実について確認できる事項はない」と述べた上で、「米国は対北朝鮮政策に関して我々と緊密に連携する意向を幾度も表明している」と答えた。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

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