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2025年06月17日火曜日
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ロシア、またもや「精密攻撃」アピールも現場は火の海で民間被害も…ウクライナもドローンで「最大級製油所」報復攻撃!

引用:AP通信*この画像は事件とは一切関係ありません。
引用:ニューシス

ロシアが15日(現地時間)、ウクライナ中部クレメンチュークの製油所を攻撃したと主張した。

ロシア国防省はテレグラムで「昨夜、ウクライナのポルタヴァ州クレメンチュークの製油所に対し、空中・海上発射の長距離兵器と無人機(ドローン)による大規模な精密攻撃を実施した」とし、「攻撃目標は達成された」と発表した。

さらに、この施設がドンバス(ウクライナ東部のドネツクとルハンスク)地域のウクライナ軍部隊に燃料を供給していたと付け加えた。

ロシアは対ウクライナ「特別軍事作戦」初期の2022年4月から6月にもこの施設と周辺地域を攻撃し、製油所の操業を停止させていた。

ウクライナ外務省はSNSで「ミサイルとドローンによる大規模な複合攻撃で爆発と破片が飛散し、火災が発生。住宅や車両が損傷した」と明らかにした。

ロシア国防省は別の声明で、ドネツクのマリニウカ村を制圧したと発表した。

ロシア国内でもウクライナの攻撃による被害が出た。ウクライナ国境から約1,400km離れたヴォルガ川近くのタタールスタン共和国の工場がドローン攻撃を受けた。

タタールスタンのルスタム・ミンニハノフ大統領は同日、テレグラムで「エラブガ村近くの自動車工場にウクライナのドローン残骸が落下し、1名が死亡、13名が負傷した」と述べた。

ウクライナ軍はテレグラムの声明で「敵の攻撃用ドローン製造能力を低下させる取り組みの一環として、ロシア軍の重要な軍需施設を攻撃した」とし、「標的はエラブガのドローン生産施設だった」と明かした。

ウクライナ軍は当該施設が「ウクライナのエネルギーおよび民間インフラを標的とした攻撃用ドローンの製造、試験、発射に使用されている」と説明した。

一方、ロシアはウクライナに戦死したウクライナ軍兵士の遺体1,200体を引き渡したとリア・ノーボスチ通信が情報筋の話として伝えた。この情報筋は、ウクライナが同日ロシアに戦死者の遺体を引き渡さなかったと付け加えた。

ロシアとウクライナは今月2日、トルコのイスタンブールで行われた直接交渉で、大規模な捕虜交換と戦死者の遺体引き渡しで和解していた。

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